カフェ星港夜(シンガポールナイト)。
蓄音機とか!アンティークな調度に囲まれる素敵なカフェなのですが。
15時30頃開店の夜型カフェ。…カフェと言うよりは昔懐かし昭和の純喫茶。
コーヒーとタイ焼きのセットがおススメ、とお友達に教えてもらったのですが、実はティラミスも絶品、一度は食べに行くべき!!とカフェ好き・ティラミス好き・カフェスイーツ好きの間では有名だったらしい。
そのうち行きたいと思いつつ、土日だと早めに行かないとティラミスは人気で売り切れてしまう、マスターがいる日じゃないと提供してもらえない、日差しの強い・暑い日々に「散歩がてら!」で行きたい立地ではなく…
やっとお散歩しやすい秋の気候になりましたので、平日オフの日に出かけてきました。
迷わずティラミスとブレンドコーヒーの普通「月の光」。
こだわりのブレンドコーヒーは薄い/普通/もっと濃い/すごく濃いの4種類から選べます。表現がわかりやすい(笑)
陽気なマスターがとにかく楽しくて。
入店するなり「お!着物、いいね!いいよ!」と親指を立てて歓迎してくれました。
先に入店していた女性2名のお客様もティラミスを注文、同じタイミングだったようで向こうのテーブルとこちらのテーブルを行ったり来たり。
「まずティラミスのセッティングね」と紙ナプキン&スプーンが出てきて。
「はい、ティラミスを置くお皿ね!ここがベスポジ!」と四角いお皿をダイヤ型の位置にセット。
「はい、ティラミスお待たせ!」
合計3つのティラミスを出し終えたら
「オレの中ではティラミス選手権第一位だと思ってる★まぁ堪能して。きっと食べ終わったらスタンディングオベーションだから!」
こだわりのティラミス、美味でしたとも。
クリームが滑らかでふわっとしているのは、出てくるまでずーっとカシャカシャかき混ぜる音が聞こえていたくらい、注文が入ってから丁寧に丁寧にかき混ぜて作ってくださっているからだと思うのです。
チェーン店とは違って注文のタイミングは客中心ではなく、マスターのタイミング。調理場から手が離せるタイミングで「ご注文は?」とひょっこり顔をのぞかせてくれる愛嬌にほっこりします。
店内のあれこれをゆっくり眺めながら過ごすのが楽しいお店です。
陽気なマスターにつられてこちらも明るい気分になってお店を後にできる不思議な喫茶店。
平日オフの日の大変良いリフレッシュになりました。
残念ながらあと2か月後には閉店予定なのです。
それまでにもう1回くらいは行けるだろうか。