こんばんは、345です。

 

さて、なんとか四季報の春号すべてに目を通し終えました。

GW中にピックアップ記事は終わらせたいなとおもいます。

 

では、今回は6000番です。

春号はこんなラインナップになりましたが、結局今回選定したものは6035以外は前回もピックアップしてますね・・・。

 

(★は今回紹介する銘柄、◎は所有銘柄) 

★【6035】(株)アイ・アールジャパンホールディングス
★【6050】イー・ガーディアン
【6055】ジャパンマテリアル
★◎【6095】メドピア
【6146】(株)ディスコ
★【6196】(株)ストライク
【6284】日精エー・エス・ビー機械
◎【6301】コマツ
◎【6370】栗田工業
◎【6678】(株)テクノメディカ
【6857】(株)アドバンテスト
【6861】(株)キーエンス
★【6920】レーザーテック
◎【6965】浜松ホトニクス

 

では、早速★の銘柄をみていきましょう。

 

★【6035】(株)アイ・アールジャパンホールディングス

株価(4/28) 14,960円

PER 94.9倍

 

IR・SR(株主関連)の専門会社。機関投資家向けに企業経営の中枢機能をサポートするIR・SR、コーポレートガバナンス対応、ディスクロージャー、M&A、投資銀行・証券代行業務等を営む。 

企業支配権争奪やアクティビスト対応支援など大型案件獲得し営業益好伸。 

 

【業績】 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益(円) 1株配(円)
連18. 3* 4,133 1,156 1,157 821 46.2 30
連19. 3 4,827 1,434 1,447 976 54.8 38
連20. 3 7,682 3,626 3,611 2,445 137.3 70
連21. 3予 9,700 4,700 4,690 3,150 177.3 85
連22. 3予 12,000 5,800 5,800 3,900 219.6 110
 
【財務】<連20.12> 百万円
総資産 7,287
自己資本 5,759
自己資本比率 79.0%
資本金 855
利益剰余金 4,770
有利子負債 200
 
コメント
競合でみるとプロネクサスや宝&COなどがありそうだが、「 投資銀行業務/Proxy Advisory業務(アクティビスト・株主提案対応、委任状争奪戦対応、敵対的TOB、M&A、MBO支援) 」を取り扱っているという点で特殊性がありそう。
売上高、営業利益の伸び率としてはこの業界では突出しており、営業利益率も高い値を維持できている。
まだ売上規模でみれば中堅なので、ここからどれくらい伸びていくのか。
財務面、キャッシュフローも問題ない。特に営業CFの伸び率が驚異的で、現金も積み上がっている。
ただ株価はこれらを反映して、PERは94.9倍と簡単に手が出るレベルではない。
もう手遅れか。。。

 

 

★【6050】イー・ガーディアン

株価(4/28) 2,828円

PER 27.5倍

 

インターネットセキュリティ会社。ブログ・SNS・掲示板などの投稿を監視サポートする投稿監視業務、ゲームサポート、AIソリューション、脆弱性診断・デバッグ業務、サイバーセキュリティ支援等を営む。 

ゲームはサポートが国内外で軟調。だが主柱のソーシャルサポートが動画の投稿監視大幅増、キャッシュレス決済の問い合わせ対応も顧客企業数順調増。 

 

【業績】 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益(円) 1株配(円)
連18. 9 5,902 1,039 1,049 736 72.1 8
連19. 9 6,535 1,167 1,201 840 82.6 9
連20. 9 7,845 1,339 1,380 980 96.8 10
連21. 9予 8,900 1,520 1,560 1,040 102.7 10〜11
連22. 9予 10,000 1,620 1,660 1,090 107.6 11〜12
 
【財務】<連20.12> 百万円
総資産 5,812
自己資本 4,419
自己資本比率 76.0%
資本金 364
利益剰余金 4,096
有利子負債 0
 
コメント
売上高、営業利益の伸びが美しい。営業利益率も若干減速気味だがまだまだ問題ない。
財務面も問題なし。
キャッシュフローもフリーキャッシュフローが年々増加しているところもいい。
Webセキュリティというくくりであれば、売上規模ではまだ中堅だが、ソーシャルメディア系のセキュリティという意味では、ナンバーワンと言えるのかも。
株価的にはPER的にも30倍以下なので、まだ狙えるレベルかと。
 

 

★◎【6095】メドピア

株価(4/28) 6,120円
PER 122.9倍

 

医師向け情報サービス会社。ドクタープラットフォーム事業として医師会員向け医師集合知サービス「MedPeer」運営、 医師・薬剤師向け人材紹介・リサーチサービス、一般向け健康増進・予防サービスを提供。MedPeer会員数は12万人超(医師の3人に1人が利用)、代表的なコンテンツは「薬剤評価掲示板」。 

製薬営業オンライン化追い風でサイト使う柱の製薬営業支援が期初好発進、想定超す勢い。

 

【業績】 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益(円) 1株配(円)
連18. 9* 2,199 367 379 206 11.5 0
連19. 9 3,045 558 554 394 21.0 0
連20. 9 5,311 1,104 1,130 725 35.0 0
連21. 9予 8,000 2,000 2,000 1,350 62.7 0
連22. 9予 9,000 2,300 2,300 1,500 69.6 0
 
【財務】<連20.12> 百万円
総資産 7,381
自己資本 5,806
自己資本比率 78.7%
資本金 2,012
利益剰余金 1,575
有利子負債 189
 
コメント
私の主力銘柄の一つ。プラットフォームビジネスというのが私好み。
先日買ったZAIでも「10年間の売上高成長率ランキングでトップに掲載(ZAI推奨を信じて買った銘柄は損した記憶しかないが・・・)。
売上高成長率はここまで文句なく、営業利益もしっかり。営業利益率は向上している。
エムスリー同様、コロナ禍という状況が確実に追い風にはなっている。
投資もそれなりに行っているが、自己資本比率も健全な数字で財務面での心配も特になし。
株価はすでに100倍を超えており、2021/1にピークをつけてから、現在は下落基調。。。

ちなみにライバルというかリーダーポジションのエムスリーとの

時価総額でみると1/40程度、売上高では1/30程度。という意味では伸びしろはまだありそうだが。。。

 

出典 ダイヤモンド・ザイ 2021 6月号

 

 

 

★【6196】(株)ストライク

株価(4/28) 4,595円

PER 46倍

 

M&A仲介会社。公認会計士・金融機関出身者を主体に、中堅・中小企業向けにM&A(企業合併、企業買収、事業承継、企業間の資本提携等)仲介と付随業務を営む。譲渡先・買収先の双方から仲介報酬を得る収益モデル。 

13カ月変則決算。建設業など大型案件の成約堅調。ただ、中小案件でコロナ影響による成約遅れや受託数の停滞響く。 

 

【業績】 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益(円) 1株配(円)
単18. 8 3,743 1,352 1,355 919 47.5 9
単19. 8 5,077 1,886 1,889 1,342 69.9 14.5
単20. 8 6,916 2,981 2,983 2,202 115.3 24
単21. 9予変 8,000 2,900 2,900 2,000 104.7 27
単22. 9予 8,400 3,300 3,300 2,300 120.4 27〜30

 

【財務】<単20.11> 百万円
総資産 7,471
自己資本 6,834
自己資本比率 91.5%
資本金 823
利益剰余金 5,722
有利子負債 0
 
売上は伸びており、営業利益率も高い。が、若干営業利益率の伸びは足踏みか。
財務は自己資本比率91.5%、有利子負債ゼロと超優良。
フリーCFもプラスで推移。営業CFがしっかりと伸びているのがいい。
大手の日本M&A(2127)と比較すると
PERは91倍に対してストライクは46倍、時価総額は10分の1。
ROEはどちらも30倍を超えるが、ややストライクがいいか。
自己資本比率も同じくらい。
営業利益の足踏みが少し気になるが、ギリギリ買ってみるのもありかも。
あと、今回は取り上げていないが、M&Aキャピタル(6080)も似た感じなので、買うときは、両方調べてみてからのほうがいい。

 

 

★【6920】レーザーテック

株価(4/28) 19,570円

PER 126.1倍

 

半導体検査・測定装置メーカー。半導体検査装置(フォトマスクや各種ウェハの欠陥検査・測定装置)、FPDフォトマスクの欠陥検査装置、レーザー顕微鏡、パワー半導体欠陥検査装置の設計・製造・販売。

導体関連装置は台湾顧客向け好調継続、EUV用が想定超の拡大。償却費増、先端品向け中心に研究開発費倍増こなし、営業増益幅拡大。増配。

 

【業績】 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益(円) 1株配(円)
連16. 6* 15,291 4,428 4,575 3,227 35.8 12.8
連17. 6* 17,369 4,960 4,989 3,554 39.4 14
連18. 6* 21,252 5,685 5,706 4,366 48.4 17
連19. 6* 28,769 7,941 7,834 5,933 65.8 23.5
連20. 6* 42,572 15,062 15,115 10,823 120.0 42.5
連21. 6予 62,000 20,000 20,000 14,000 155.2 55
連22. 6予 72,000 26,000 26,000 18,000 199.6 60〜69
 
【財務】<連20.12> 百万円
総資産 90,164
自己資本 45,192
自己資本比率 50.1%
資本金 931
利益剰余金 43,941
有利子負債 0
 
コメント
売上高が18.6から21.6(予)にかけてほぼ3倍。210億から620億びっくり
財務面は自己資本比率は50%程度だが、有利子負債はゼロ。
有利子負債がゼロなのに自己資本比率が低いということで、なんだろうかとIR資料をみてみると、
前受金がかなりの割合を占めている。要は受注生産なので、そのお金なんだろうと推測する。
よって財務は全然問題なし。
営業CF大きくプラス、投資と財務がマイナスと健全なお金の流れ。
ということで、この先数年は素晴らしい業績が見えているようで、それに伴いPERも100倍超えです。。
ちょっと買うには勇気がいります。
ちなみに、前号の記事で取り上げたのが1/18、その時の株価が14,330円。
で、そこから30%以上も上げていますけどね・・・真顔

 

 

まとめ

6000番台はホントにいろいろ私好みの企業が多くありましたね。

PER高めな銘柄が多いんですが、それなりに成績も優秀ということで。

とにかく主力のメドピアには引き続き頑張って欲しいと思っていますが、
これ以外に買い足すとすると、、、どれかなぁ。。高くて難しいのですねぇ。。。
ギリ買えるとすると、イーガーディアンか、ストライクか。。
 
 
 

 

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ここまでの四季報(2021年春号)記事のまとめ