こんばんは、345です。
さて、久しぶりに四季報ピックアップやっていきたいと思います。
先週?中途半端な形での紹介となった2000番台だったのですが、気を取り直して3000番台をみていきます。
まず3000番台でピックアップした銘柄は以下の通りです。
前回の新春号で紹介してない銘柄を中心に詳細をみていきましょう。
※業績の単位は百万円
(★は今回紹介する銘柄、◎は所有銘柄)
【3064】(株)MonotaRO
【3085】アークランドサービスホールディングス
◎【3150】(株)グリムス
★【3288】(株)オープンハウス
★【3445】(株)RS Technologies
◎【3482】ロードスターキャピタル
◎【3543】(株)コメダホールディングス
【3593】(株)ホギメディカル
★【3665】(株)エニグモ
【3694】(株)オプティム
【3772】ウェルス・マネジメント
【3763】(株)プロシップ
今日はここまで。
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★【3830】(株)ギガプライズ
【3836】(株)アバント
◎【3901】マークラインズ
【3902】メディカル・データ・ビジョン
【3914】JIG−SAW
★【3922】(株)PR TIMES
【3923】(株)ラクス
【3925】(株)ダブルスタンダード
★【3969】(株)エイトレッド
【3983】(株)オロ
【3991】ウォンテッドリー
◎【3994】(株)マネーフォワード
★【3076】 あい ホールディングス
主力のマンション向け防犯カメラは営業活動が回復し伸びる。
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
連16. 6 | 48,780 | 8,141 | 8,362 | 5,763 | 121.7 | 30 |
連17. 6 | 50,119 | 8,501 | 8,900 | 5,995 | 126.6 | 36 |
連18. 6 | 54,560 | 8,984 | 9,291 | 6,125 | 129.4 | 38 |
連19. 6 | 51,031 | 8,410 | 8,639 | 5,386 | 113.7 | 40 |
連20. 6 | 43,179 | 7,596 | 7,935 | 4,620 | 97.6 | 45 |
連21. 6予 | 45,000 | 8,500 | 8,700 | 5,900 | 124.6 | 45 |
連22. 6予 | 48,000 | 9,500 | 9,700 | 6,500 | 137.3 | 45〜48 |
【キャッシュフロー】百万円
営業CF 5,578 ( 7,212)
投資CF 960 (-3,136)
財務CF -2,319 (-2,583)
現金等 25,461 (21,271)
【財務】<連20.12> 百万円
総資産 64,268
自己資本 51,402
自己資本比率 80.0%
資本金 5,000
利益剰余金 42,858
有利子負債 0
コメント
通期業績は20.6から持ち直した形だが2018の売上高には戻らず。
高い営業利益率を維持しているのは好感が持てる。
キャッシュフローも投資CF状況にはよるが、しっかりと営業CFが出続けている。
財務状況も有利子負債を減らしつつ、自己資本は積みあがってきている。
★【3288】(株)オープンハウス
株価 4,895円
PER 10.3倍
主力は新築一戸建て住宅、マンション「オープンレジデンシア」の分譲販売と仲介。
首都圏中心にファミリー層の戸建て需要強く、引き渡しは1万棟超(前期9126棟)。値引き抑制で粗利率向上。
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【財務】<連20.12> 百万円 | |
総資産 | 575,010 |
自己資本 | 242,612 |
自己資本比率 | 42.2% |
資本金 | 19,750 |
利益剰余金 | 195,836 |
有利子負債 | 275,818 |
【キャッシュフロー】億円 |
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営業CF | 487 ( 143) |
投資CF | -240 ( -48) |
財務CF | 594 ( 71) |
現金等 | 2,192 (1,353) |
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売上規模はハウスメーカーの超大手と比較すれば小さいが(大和ハウスが4兆円、積水が2.5兆円、飯田グループが1.4兆円)、中堅ではトップレベル。
通期の売上高推移は文句なし。コロナ禍の影響をほとんど受けずに伸びているのはすごい。自己資本比率もこの業界であればむしろ良いレベルか。
PERも8.8倍程度と低いが、これも不動産業界でみれば普通。
自己資本を増やした影響で総資産が増えている。
★【3445】(株)RS Technologies
株価@4/9 7,050円
PER 29.4倍
半導体製造装置の調整に用いるテストウエハの再生加工受託大手。中国で新品ウエハ製造参入
再生市場で世界トップシェア
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
連16.12* | 8,864 | 1,585 | 1,444 | 861 | 79.2 | 5記 |
連17.12 | 10,932 | 2,982 | 3,159 | 2,113 | 190.6 | 5 |
連18.12 | 25,478 | 5,751 | 6,141 | 3,620 | 294.8 | 10 |
連19.12 | 24,501 | 4,717 | 5,416 | 3,035 | 237.0 | 15 |
連20.12 | 25,561 | 4,530 | 5,252 | 2,824 | 219.2 | 20 |
連21.12予 | 29,200 | 5,900 | 5,900 | 3,100 | 239.8 | 20 |
連22.12予 | 32,900 | 6,500 | 6,600 | 3,700 | 286.2 | 20〜25 |
【財務】<連20.12> 百万円 | |
総資産 | 58,750 |
自己資本 | 23,766 |
自己資本比率 | 40.5% |
資本金 | 5,438 |
利益剰余金 | 13,281 |
有利子負債 | 3,135 |
コメント
売上高の伸び、営業利益OK。利益率も20%以上と合格。ただ、四半期業績の直近の営業利益が大きく落ち込んでいるのが少しだけ気になる。。理由を知りたい。
キャッシュフローは営業CFがしっかりとプラスになっているが、投資しているようで、フリーCFはマイナス。とはいえ、計画的な投資であり、現金はしっかりあるので問題ないかと。
有利子負債もむしろ昨年度より減らしている。
PERは30倍弱だが、台湾で23年に月20万枚(20年比25%増)まで増産、中国では22年から月5万枚で生産開始とのことで、ここから買っても悪くないかも。
★【3665】(株)エニグモ
株価@4/9 1,427円
PER 28.1倍
eマーケットプレイス会社。世界中の個人出品者と個人購入者のファッション製品マッチングサイト「BUYMA(バイマ)」(CtoCプラットフォームの海外ソーシャル・ショッピングサイト)を運営。
22年1月期は、国内外で会員数増。主力の服飾はカテゴリー増もあり順調。
【業績】 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 1株益(円) | 1株配(円) |
連18. 1* | 4,492 | 1,574 | 1,556 | 816 | 19.6 | 0 |
単19. 1* | 5,283 | 2,143 | 2,143 | 1,536 | 36.9 | 0 |
単20. 1 | 6,097 | 2,692 | 2,681 | 1,860 | 44.7 | 7記 |
単21. 1予 | 7,000 | 2,960 | 2,960 | 2,100 | 50.4 | 10 |
単22. 1予 | 8,000 | 3,300 | 3,300 | 2,400 | 57.6 | 10 |
【財務】<単20.10> 百万円 | |
総資産 | 11,021 |
自己資本 | 8,387 |
自己資本比率 | 76.1% |
資本金 | 381 |
利益剰余金 | 8,029 |
有利子負債 | 0 |
【キャッシュフロー】百万円 | |
営業CF | 1,754 (2,611) |
投資CF | -24 ( -11) |
財務CF | 0 ( —) |
現金等 | 8,186 (6,456) |
コメント
過去に所有していたこともあって、気になる銘柄の一つ。以前持っていたときには、いまいちビジネスを信頼できずに早々に売ってしまったが・・・。
売上高の伸び、営業利益率もいい感じ。
キャッシュフローは特に今期の営業CFがしっかり出ている。
ここは投資CFがほとんど不要?なのか、結果として現金がどんどん積みあがっている。
PERも30倍以下なので、純利益をここから2倍目指せると考えると、ありかなと思う。
ここのビジネスはネットワーク外部性が働くので、利用者が増えることでさらに伸びが加速する可能性もあると思う。
というわけで、今日は以下の4銘柄をレビューしてみました。
★【3076】 あい ホールディングス
★【3288】(株)オープンハウス
★【3445】(株)RS Technologies
★【3665】(株)エニグモ
この中でさらに絞るとするなら、うーん、オープンハウス、続いてRS Technologiesかなぁ。。