今週の更新 雑感(2024/5/3金曜日) | 一口馬主の記録帳

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出資している馬たちについてあれこれ書いていきます。

 

(キャロット)

 

モントライゼ

4/28の谷川岳ステークスは0.5秒差の6着、マイル戦線に転向してからは3戦連続の6着だが、先行できればそれなりにしぶとく粘り安定した走りをすることができる。ただ鞍上の石橋騎手が勝負どころで「これは勝ったか」と思えるくらい展開が向いたのに直線では脚が甘くなり上位に入れなかったあたり、直線の長いマイルレースではこのあたりが限界なのかもしれない。

レース後はしがらきに放牧される予定とのことで、一旦仕切り直しになる。直線が長い分脚が甘くなるそうなので、直線の短いコースということなら、札幌、函館、福島、中山、小倉あたりになる。距離を短くすると以前と同じような不安定な走りになりそうなので、1600mかまたは距離延長か、ということを考えながら今夏のレーシングカレンダーを見ると、

6/30函館 巴賞(OP) 芝1800m

7/21小倉 中京記念(G3)芝1800m

くらいしか合致するものがなさそう。重賞は出走枠に入るのも大変なので、巴賞のほうに行ってくれると面白い気がするが、陣営はどういう判断をするのだろうか。

 

フォーヴィスム

6/4 大井 ゆりかもめオープン ダート1600m 騎手未定

4/27に天栄からミッドウェイファームへ移動。8/7川崎のスパーキングサマーC(S2)が目標とのことだが、暫し時間があるのでこのタイミングで右回りを試すとのこと。美浦に所属していた中央時代は東京と新潟でしか出走経験がなかったが、中山や福島を使わなかったのはこの馬に合っているダート1400~1600mあたりのレースが設定されていないからだろうが、他に理由があったのだろうか。

また現在A2クラスなので重賞の出走枠に入れるかどうか不安定なところがあるので、本番までに実績を積んでA1に上がってしまえば、と思って現在の状況を調べてみると、南関東4競馬場の検索結果によるとフォーヴィスムの現在の格付ポイントは4,464P、次のゆりかもめオープンを勝つと+600Pなので5,064P、6歳馬は5,000Pが条件なので晴れてA1クラス昇格になる。ただ5,000PでA1になるのは1月~6月で、7月以降は5,200P必要なので、6/4のレースに勝ってA1に上がっても7月になればまたA2に落ちてしまうので、8/7の本番の出走権を確実にするためにはおそらく7月に走る前哨戦での好成績が必要なのは変わりないだろう。

 

ライリッズ

4/27の是政ステークス(3勝クラス)は久しぶりのダートでのレースになったが勝負どころで手応えがなくなり5.1秒差の15着と大敗。昨秋の阪神での2勝クラス勝利後、年明けの京都での芝のレース、今回と精彩のないレースを2回続けている。レース後のコメントでも「ムチへの反応が全くなくて、気持ちの面でちょっと自分から止めるような格好になってしまった」と走るのがイヤになっているのではないかと思われる節があり、かなり心配である。

またここにきて脚元の状態も芳しくないようで、5/2に天栄に放牧に出されそちらで状態の確認と経過観察を行うそうだが、去勢または引退を含めてある程度覚悟を決めておいたほうがいいのかもしれない。

 

アーラグラシア

4/30更新、とりあえずは再び軌道に乗りかけてきた感じ。月末の更新は馬体重の発表がないが、負荷をかけても馬体重が増えていく、そういう好循環に早くなってほしい。

 

キラーチューン

4/30更新、「本馬なりに後肢の状態は良化しているものの」とコメントがあり、後肢を故障していたっけ?と過去の更新を確認すると、3/15の更新で「特にトモのパワーが不足しており」と書かれており、今回のコメントはこれを受けたものだと思われるが、それほどまでにパワー不足が著しいということだろうか。時とともに馬体重を増やして成長してくればいいが、現時点では不安しかない。

 

セレジェイラ

5月くらいの移動と思っていたが、4/28日曜日の更新で、天栄を経由して一足飛びにしがらきに移動したとのこと。輸送疲れもなさそうですぐに乗り出していけそうとのことで、体質が強そうなのはこの馬の強み。

 

 

(シルク)

 

プロミストウォリア

調教が進むにつれて馬体が少しずつ絞れてきた。良い傾向。このまま順調に。

 

デュードメール

天栄にて調整中、想像していたよりも順調に立ち上げができている。次は距離延長が示唆されていたが、6/1に東京で1600mの牝馬限定戦、6/22に函館で1700mの牝馬限定戦があるがそのあたりになるのかな。

 

ペースセッティング

5/12 京都 栗東ステークス(L) ダート1400m 団野騎手

鞍上は引き続き団野騎手に。サンライズフレイムが出走を表明しており、前走この馬を避けるように福島に遠征したが、結局のところはここでぶつかることに。ただここは相手関係よりもまずは出走できるかどうかが大事。とりあえず日曜日の特別レース登録馬の発表まで気が気でない。

 

フェンダー

5/18 東京 3歳1勝クラス ダート1600m 騎手未定

同日に京都で行われる1400mの自己条件と思っていたが、今週の調教で併せたルシフェル(オークス出走)の帯同?で東京でのレースに目標を定めた。左回りのほうが合ってそうと、陣営は前向きなコメント。ただ砂をかぶると脆そう。

 

ヴィエルネスサント

5/1更新あり、15-15だとまだ手応え的に甘くなる部分が残っているそうだが頓挫なく順調に調教を積めているのは良いこと。

 

 

(ウイン)

 

ウインマクシマム

6/30 福島 ラジオNIKKEI賞(G3) 芝1800m 松岡騎手

4/27の青葉賞(G2)は直線ゴール寸前まで粘ったものの0.2秒差の5着、日本ダービー出走の夢は潰えた。大逃げするパワーホールの離れた2番手という絶好の位置取りでレースを進め、勝負どころでは一旦抑えて脚を溜め、後ろを引き付けた形で直線を迎え、残り400mで追い出し、残り200mでパワーホールを交わして先頭に立ったが、すぐ外側からきていた差し馬たちに一気にかわされての5着。強豪馬のなかではどちらかというと切れ味よりは持続力が持ち味のウインマクシマムなので、勝負どころで後ろを引き付けず一気に前を交わして粘り込むほうが残れたような気がしないでもないが、どちらにしてもG1ではさらに一段上の脚を使わないと勝負にならないので、現時点では力不足といったところだろう。

レース後は一旦北海道に戻して休養ということになっていたが、木曜日の更新で方針変更、6/30のG3に出走することになった。この馬には先行して粘り込むスタイルがあっていると思うが、陣営は後ろから差し脚を生かすレースにこだわりがあるよう。確かにG1クラスになるとそういった脚がないと勝負にはならないだろうが、その分他のレースで取りこぼしがあるともったいなく感じる。次走のG3でも「一度距離を短くして馬の後ろで折り合わせて、最後にどれだけ弾けるかを見てみたい」とのことだが果たしてどうなるか。