ペースセッティング レース結果 | 一口馬主の記録帳

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ペースセッティングのレース結果です。


2024/1/14 小倉11R 門司ステークス オープン    ダート1700m 1.44.9 2着(0.7秒差)


まず今回はダート3戦目にして初めてのダートスタートでした。行き脚の面で少し不安でしたが、全く問題ない加速でした。ダートでしたらスピードの違いで好きな位置を取れる、これはこの馬の強みだと思います。

好スタートでしたが今回も無理にいかずに、先行の内に潜り込む形になりました。

 

木曜日にあげたブログでは、

 

>この馬は切れ味にやや乏しい感じがしますので前々で競馬をした方が持ち味が生きると思うのですが、

>初距離ということで慎重にレースを進めてしまうと良い結果は得られないように思います

 

と書いたのですが、翌日金曜日の新聞記事で

 

「2走前(桂川S1着)に強い勝ち方をしているので、インで脚をためる形で乗りたい」「20年門司Sは7番人気クリノフウジンをイン突きで勝利に導いているような感じで行けたら」

 

と鮫島騎手が明言していましたので逃げないのかなと想定していましたがやっぱりその通りになりました。道中から直線にかけて内にこだわる感じは金曜日の新聞記事の通りでしたが、結果的にもこの馬の持続的なスピードは生かされずに0.7秒差の2着に敗れています。

 

勝ち馬(スレイマン)には完敗といえる着差でしたが、小倉のスパイラルカーブで外側から勢いをつけてそのまま直線に入った勝ち馬に対して、ペースセッティングは4コーナー手前で内側で行き場を失い加速できなかったため直線に入ってから加速しはじめる形になりました。ペースセッティングが加速しはじめた時点でスレイマンとは決定的な差がついており、着差がそのまま力の差とは思いませんが、この距離では勝ち馬に分がありそうです。それでも2走前の3勝クラスで初ダートで圧勝しましたが相手がやや軽かった感じでしたので、今回オープンで初連対を果たしダートでも十分にやっていける目処がついたのは良いことでした。

シルク公式の騎手コメントによると「4つのコーナーには対応してくれましたし、この距離でもバテずに最後まで走ることが出来ましたから、今後の選択肢が広がったように思います」とのことでした。

確かに4つのコーナーを回るレースを経験させておくことはいいことでしょうし、距離的にも選択肢が広がったことはいいことだと思います。ただ距離の対応ができたと言っても1600m以上では前走G3の5着や、今回のオープン特別を勝ちきれませんでした。どのような条件にも対応してくれるのはそれはそれで素晴らしい馬だと思いますが、この馬に出資して求めていたのはそういったものではなく、短距離重賞を圧倒的なスピードで勝ちきることでしたので、やはり1400mあたりのレースで圧勝するレースが見たいです。距離の選択肢が広がったことよりも、この馬のベスト距離は今日の1700mだったのか、短い方がもっと上のレベルで戦えるのかが知りたいのですが、レース直後の騎手コメントではそこまでは答えることはできないかと思いますので、週半ばの調教師のコメントで言及があるのか気になるところです。

賞金を加算することはできませんでしたが、3着以内の優先出走権は確保しました。次走はやはり距離を戻して、2/11    東京    バレンタインステークス    ダート1400mでしょうか。それか今回4つのコーナーを経験したことを生かす意味では、2/29   名古屋   かきつばた記念    ダート1500mも面白そうですが、地方交流は今回賞金が積めなかったので選出されるかは不透明です。

ともかくどこかで早いうちに賞金を加算して地方交流の短距離路線を進んでほしいと思います。

それではまた。