小幌駅~胆振線廃線跡巡り 真夏の北海道ひとり旅⑤ | ゆうとの鉄道ブログ

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ボストンバックとカメラを片手に
寝台列車に飛び乗った
遠い昔に 一度忘れた夢
深夜の汽笛

行き先も無い 終着駅も無い
夜明けさえ来ないなら

このまま乗っているつもりだ

2019/08/14~2019/08/17、東京から函館→伊達紋別→倶知安→ニセコと巡った真夏のひとり旅、長年行きたかった秘境駅への訪問と今回初となる自転車による廃線跡巡り、最高の温泉にグルメと真夏の北海道を満喫した3泊4日のひとり旅を掲載しています。
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超お久しぶりですね。

噂では僕がコロナで重症、、、

あるいはもうすでに、、、

なんて噂もちらほら

いやいや、感染してないし、元気です。

プライベートで色々な事が重なってしまい

しばらく自粛期間中だったんです(汗)

またゆる〜く再開しようと思います

のでお時間がある方はお付き合いのほどm(_ _)m

さて、何ヶ月空いてしまったんだろ

数えるのも怖いくらい(笑)

実際は勝手な自粛期間も12月で終わっていて、

年末に近いまあ世間的にギリギリ旅に

行けるだろうって時期(個人的意見ですが)に

 

北陸へ旅をしているのでそれも早く

アップしたいと思う。

それには今掲載中のかなり過去となってしまった

この旅を早々と書かないとね、、、( ̄_ ̄ i)

って事で、自分なりに予定していた内容より大幅に

割愛してこの旅を早送りで掲載再開していきます。


と言うことで、前回の続きから。

 


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旅は2日目の朝、7:00に宿泊先のダテプリンスホテルをチェックアウト。いよいよ僕がずっと熱望していた自転車での廃線跡巡りが始まります。こうやって地図で見ると結構な距離だけど、、、はたして大丈夫か、、、。



拡大すると今日の予定はこんな感じ。旧胆振線はほぼこの地図上の緑のラインの通り内浦湾沿いの伊達紋別駅からやや東寄りに北上しながら洞爺湖を左手に山岳地帯から西向きに北上し、蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山の横をかすめて倶知安駅までの83.0km。



ホテルを出発して間もなく、出発地点である旧胆振線の起点の伊達紋別駅のやや西寄りの線路付近へと立寄る。



この線路の先の跨線橋が見えるのが伊達紋別駅、写真右側が海になるのでおそらく今立っているこの付近の空いたスペースへと旧胆振線の線路が分岐していたと思われる。



こちらが上の写真と同じ場所で長万部方面の西側を撮影したもの。残念ながら旧胆振線を想わせる痕跡は、この開けた敷地以外は何も残っていなかった。



この敷地に建つ建造物は、どうやらJR関連のようだが猫を愛してやまない僕としてはこのメッセージになんとなく寂しさを覚える。



さて、伊達紋別駅から西側の長万部方面へ約600mほど移動したひとつ目の踏切付近へ移動。ちょうど室蘭本線の普通列車が踏切を通過する。



上の写真と同じ場所の北側。この付近は伊達紋別駅から分岐した旧胆振線の線路が北へ向けて存在していた真上なのだが、線路の痕跡は何もない、、、。お、、、、少し先に遮断機のようなものが見える。



近づいてみると、ありました( ̄▽+ ̄*)  市道胆振長輪線とあり出発点となっている。




そう、旧胆振線廃線跡は部分的にだがサイクリングロードとなっていて起点であるここ伊達紋別付近からまずは5.1kmの「風のメモリー胆振長輪線サイクリングロード」として整備されているんだ。

 


これがこの旅、胆振線廃線跡巡りを選んだ理由のひとつでもある。もっとも全83.0kmこの整備された道が続くわけではないが、鉄道の痕跡をゆっくり感じながら巡れるのは自転車ならではの醍醐味だからだ。



遮断機は当時のものだろうか、、、WEBで確認できる当時の上空写真ではこの場所に線路を横断する道が見られないので他の場所からの移設だとは思えるが、胆振線で使われていたものだと考えられる。

 


さてそろそろ起点の伊達紋別駅からはすでに少し北へ移動しているが、終点の倶知安駅に向けて約83.0kmの自転車による廃線巡りのスタート、しばらくは綺麗に整備された真っ直ぐな道が続く。



旧胆振線の線路の痕跡は残念ながら見られなかったが、この盛土になっている道幅から、ここには明らかに単線でまっすぐと伸びていた線路があったことがうかがえる。そして出発点からこのようなキロポストが設置されているのはありがたい。



今回は自転車のハンドルの上の部分に、お手製だがステーを設置しここにムービーを置けるようにして数か所だが動画も撮影したので、後々それもアップ出来たらやってみようかなとも思う。



廃線跡のサイクリングロードは車道部分ではこのように遮断されるが、車道を渡ればまた綺麗に整備されている。こういう所に遮断機が残されていれば嬉しいんだがいまのところ鉄道遺産としては何の痕跡もない、、、。



1km地点、風のメモリーのプレート。雨がないだけまだいいが、この曇り空がかなり残念な天候だ。



線路跡はやがて「ちりりん橋」というサイクリングロードっぽい橋へ。長流川と書いて「おさるがわ」というようだが、山岳が多くなる手前の平地部では旧胆振線はこの川と並走して伸び、何度かこの川に橋梁がかかっていたようだ。



出来れば線路跡の真上を走ることができるこのようなサイクリングロードが終点まで続いていてほしいが、全83.0kmに対してサイクリングロード化されているところは部分部分で三分の一にも満たないんじゃないかな、、、



2.5km地点を過ぎると廃線跡は道央自動車道の下をくぐる。



そして出発点から4.2km付近、伊達紋別駅からひとつ目の駅跡地である上長和駅跡地へ到着。かなり整備されてしまっているけど、ホーム跡と言えばまあホーム跡にも見える( ̄_ ̄ i)



ホーム上と思える部分には駅名標っぽい木製のプレートとベンチが設置されているが、鉄道跡地である明記がどこにもなく、この一帯が廃線跡地という事を知ったうえで見ないと、ただの公園にしか見えないのが残念だ。



綺麗に作られてはいるんだけどねえ、、、もう少し鉄道遺産としての面影を残してほしかったなあ( ̄_ ̄ i)



WEBでは「2010年時点ではサイクリングロードの上長和休憩所という公園に整備され、石造りの模擬ホームが設置された」とあるので、やはりこの古い木造の駅舎風な建造物も当時のものではなさそう、、、。



そして上長和駅跡地のすぐそばでは、美しい白樺の並木に足を止められる。これは当時からあったものっぽいね、、、だって駅無き後はこんなに何もない場所に綺麗に白樺を並べる必要なんてないからね。



4.5km地点、なんとなく寂しい感じになってきて空のどんより具合も増す、、、。




5.0km地点、時刻はこの時点で8:27。伊達紋別を出て1時間半でわずが5kmちょいは、ちょっとヤバすぎるローペースだが、この後の車道部分でのペースを上げれば何とかなるだろう、、、たぶん。

 


やがて胆振線廃線跡に整備された「風のメモリー胆振長輪線サイクリングロード」としてのアスファルトの終わりが見え始め、車道へと道がカーブする。



キロポストには「終点」の文字が見え5.1kmの文字が修正されている。WEBではこの道が5.1kmと表現されていたり5.4kmと書かれている場合も多く、この時点のキロポストには修正された跡が残るが、、、いったいその謎の300mは何を意味するのだろうか、、、。



そしてここからは車道に出てしばらくは一般道を行くことになる。一度、道道703号線に出てから国道453号線をしばらく北上する予定だ。



さて、あっという間に線路跡の真上に敷かれた

 

サイクリングロード部分が終わっって、ここからは

 

いったん線路跡を外れて国道を走る。

ここまでのサイクリングロードのように旧胆振線の

 

線路の真上は走れず、少し横を国道で並走する形に

なるので、草木の中に埋もれた橋台や盛り土などの路盤

は見る事が出来ないが、出来るだけ駅跡地と思える

場所にポイントをしぼって巡って行く予定だ。



いやしかし久しぶりに書いたけど、、、、

多分このペースだと相当時間がかかるので、次回からは

ちょっと急行気味に運行していかないとね。

 

では、今回はこのへんで、、、。

 

 

旅はまだまだ続きます。

 

 

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