小幌駅~胆振線廃線跡巡り 真夏の北海道ひとり旅④ | ゆうとの鉄道ブログ

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ボストンバックとカメラを片手に
寝台列車に飛び乗った
遠い昔に 一度忘れた夢
深夜の汽笛

行き先も無い 終着駅も無い
夜明けさえ来ないなら

このまま乗っているつもりだ

2019/08/14~2019/08/17、東京から函館→伊達紋別→倶知安→ニセコと巡った真夏のひとり旅、長年行きたかった秘境駅への訪問と今回初となる自転車による廃線跡巡り、最高の温泉にグルメと真夏の北海道を満喫した3泊4日のひとり旅を掲載しています。
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先週、テレビ東京系列の旅番組で太川陽介さんの

「ローカル路線バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅」第5弾が放送

された。旅の行程は函館~洞爺湖~小樽で、今回の僕の旅と

かなり被っていた。

特に洞爺湖~小樽間の場面では函館本線山線が出てきて、

ニセコや倶知安、また今回僕が向かっている伊達紋別も地名

だけだったけど出てきたりとか、1年ちょい前ではあるけど、

自分が辿った旅の想いが過り、いつも以上に感動を覚えた。

っていうか、ブログのアップがローペースなので、、、

そっか、、、1年ちょい経ってしまったのね、、、( ̄_ ̄ i)


と言うことで、前回の続きから。



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旅は初日の15:55、日本一の秘境駅と言われる室蘭本線の小幌駅から1日2本しかない下り列車、15:44発東室蘭行き(当時のダイヤです)普通列車に揺られ、晴れていたらもっと美しいであろう内浦湾沿いの風景を眺める。




列車はキハ40の1両編成、ドアが開くたび気にしながらの自転車が入っているこの輪行袋、、、それでもどうにか他の人の邪魔にならないようこの位置へ、、、。



そして16:25、函館行きのスーパー北斗281系気動車が入線している伊達紋別駅へ到着。小幌駅へ行く前にさっき一度来てるんだけどね、、、。




乗車してきたキハ40型350番台の「優駿浪漫」仕様車、東室蘭へ向かうローカルな車両を見送る。




単式ホーム、島式ホーム複合型の2面3線構造の伊達紋別駅。互いのホームは中央部分に位置する新旧の跨線橋で連絡している。




一応撮っときましょうかね、鉄道ファンとは程遠い今回は完全に自転車乗りの装いですが(笑)



さてこの伊達紋別駅、1925年に現在の東室蘭間とで開業、その後室蘭本線となり1940年代には胆振線がこの駅を起点に開業したが1986年に全線廃止となった。その今は無き胆振線の廃線跡を巡る行程が今回の旅のメインイベントなんだ。




その為、旅の初日はこの伊達紋別で宿を取り、翌朝早朝から胆振線の廃線跡巡りに挑む。胆振線廃線跡は全線ではないが一部がサイクリングロードになっているので僕の小さな夢でもあった自転車で鉄道の廃線跡を巡るというプランが現実となる(*^ー^)ノ



さて、駅を出てみよう。海側の南側にも出入口はあるが北側のこちら側がほぼ栄えている町と言えよう。



しかし駅前にはコンビニもない寂しい感じ、、、こういったら失礼だがかなりローカルな雰囲気は否めない
( ̄_ ̄ i)




時刻は16:40、この日はもうホテルへ行くだけなんだが今にも降りそうな空を考慮して駅前の空いているスペースで輪行袋の自転車を組み上げる。ほんとは出来上がる過程も撮りたかったがこの自転車は一滴でも雨に濡らしたくはない、、、。



という事で数分で完成:*:・( ̄∀ ̄)・:*: あ、、、折り畳み自転車じゃあないですからね(笑)欧州のレースにも出れる仕様の、おじさんが趣味で軽く乗るレベルではないロードバイクです∑ヾ( ̄0 ̄;ノ



そして伊達紋別駅から自転車で10分くらいで到着したのは今宵のお宿、ダテプリンスホテル。よく僕は、旅の良し悪しは宿泊するホテルが重要という事を書いているが、この伊達門別には選ぶほどホテルが存在しない、、、。



ほんとに失礼だが、豪華なリゾートホテルとは似ても似つかぬが、数少ないながらも選んだ中ではここが最高にいいホテルだと感じたんだ。



これねえ、実際のフロントの方の対応は素晴らしかった。まず、自転車が高価なものなんでとお願いすると自転車置き場ではなくそのままお部屋まで入れる段取りにしてくれたんだ。




お部屋はツインの一名利用で自転車を入れても充分な広さ。ただ、ベットが互い違いに配置され、ちょっと不思議な間取りとなっている。




使わない方のベットの横に自転車を置くことにしたらソファー付近はものすごく広々と使えることに気が付いた。




窓からの景色は海が見えるレベルでもなく、住宅と山、、、、。まあでも明日は自転車での廃線跡巡り、体力温存でこの夜はほんと寝るだけと考え、まあこんなもんだろうと納得する。



18:30、伊達紋別駅前から少し離れた位置にお店が連なっている商店街を自転車でさっき発見していたが、このホテルからは少し距離があったので夕飯はホテルのレストランにして、夜のお酒とつまみの買い出しに歩いて行ける北海道ならではのコンビニ、セイコーマートへ。




さっきチェックインの時には自転車と一緒だったんで細かくは気が付かなかったが、お世辞にも新しいとは言えない建物だが、清掃が行き届いていて綺麗だし、なんかとてもホッとする空間になっているんだ。



そして時刻は19:00、ホテル1階奥にあるレストランへ。



まずは生ビールで( ̄▽+ ̄*)  こういう時のビールは旨いねえ~、あんまり居酒屋メニューというのが無かったので、ソーセージをつまみながらしばしお酒タイム。




そして夕飯は海老フライ定食にしたんだ。東京でもよくある古い老舗洋食屋の海老フライ定食のようにも見えるが、いやいやいやいや、、、ここは北海道は伊達紋別、海に面したこの町の海老フライは異常なほど超旨い∑ヾ( ̄0 ̄;ノ これ大袈裟だけど東京では食べられない味ですよ。




そして一夜明けた旅の2日目早朝5:00の伊達紋別、雲は多いけどこの日の予報に雨マークは無い好天。




朝食をいただきにホテルのレストランへ向かう、たしか本来は6:30からだったのかな、、、だけど僕の旅の行程を説明すると特別に6:00からレストランを開けてくれたんだ。




やっぱ朝食も旨い(*^ー^)ノ 焼き魚も美味しかったけど、絶妙な焼き加減の目玉焼きが最高ですね。




そして部屋に戻ると青空が広がってきた。旅の2日目のこの日は胆振線廃線跡地を自転車で巡りながらニセコへの移動をすべて自転車で行く行程なので晴天が絶対条件なのでほんと良かった。




冷蔵庫に昨夜の缶チューハイとつまみに買っておいたいなり寿司が残っちゃったけど、リュックを極限まで軽量化する為、泣く泣く置いていった、、、。




そうそう、このダテプリンスホテル、ビジネスホテルっぽい感じには反して大きな大浴場があるんだけど、それが最高だったね( ̄▽+ ̄*)  宿泊客が僕以外に数組しかいなかったのでほぼ貸し切りで入れたんだ。




そして7:00チェックアウト。ここからは完全にこれまでのお気楽なひとり旅とは違い、もうほんとスポーツの世界、、、。ものすごく過酷であり超楽しかった自転車の旅が始まります(笑)



それにしてもこのダテプリンスホテル、、、。

最高にいいホテルだったなあ。

大浴場もそうだけど、レストランも美味しかったし、見た目とは(失礼)

全然違う温かさがありましたね。

伊達紋別の町自体が特に観光地というわけではないので

ほんとにただ宿泊だけという行程だったけど、

でもホテルの方に聞けば、同じように胆振線廃線跡のサイクリングコースを

目指す人たちの自転車での宿泊も多いようですよ。

という事でいよいよこの旅のメインである自転車での廃線跡巡り、

次回から突入です。


では、旅はまだまだ続きます。

 

 

 

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