『Paradise Lost』
雰囲気に惹かれて買ってしまいました。
第二次世界大戦でナチスがヨーロッパに核を打ち込んで、ヨーロッパでは放射能が蔓延し人がいなくなった架空の世界線が舞台。
母親の死後にポーランドを一人彷徨っていたシモンはナチスの巨大掩蔽壕を見つける。
母親と一緒に写るこの男を探して彷徨う。
おっ、フリードリヒの絵画だ。
私、画家の中でフリードリヒが最も好きなのです。
他にも至るところに名画が飾られているので、元美術部としては嬉しい。
「ミッド・サマー」を思い出してしまうこの長机。
(トラウマになってて草)
感想
このゲーム、ウォーキング・シミュレーターです。
ひたすら歩いて最深部を目指すだけ。
グラフィックが綺麗で机に置かれている小物なども凝っているので、没入感はあります。
VRでやったら最高だろうな。
ホラゲー好きの私はホラー演出をちょっとだけ期待していたけど、特にはなかったです。
本当にただ歩くだけ。
必要な動作もドアを開けるだとか引き出しを開けるぐらい。
Switch版だとドアを開けるためにR2を押しながら右スティックをぐいーっとやらないといけないのだが、いやこの作業いる?と思ってしまったのが正直な感想。
本当に歩くだけだから、これが申し訳程度の遊び要素というか、なんだろう。
ドア開けるだけだし、その度にR2からの右スティックぐいーはダルいて。
シモンの歩く速度が驚くことにかなり遅い&走れないので、クリアまでに2時間ぐらいはかかっていると思う。
一本道で迷うことがないのがよかったです。
あの歩行速度でマップ上で迷うようなことがあれば確実にイライラしていたと思う。
ぶっちゃけこの前やった「Far:Lone Sails」の方が、同じ終末系としては好きでした。
このゲームも嫌いではないのだが、いかんせんウォーキング・シミュレーターにしてもやることがなさすぎる。
2周目は多分やらないかも。