2021 夏 京都の旅23 京都駅2 | 楢丁(YOUTEI) 旅の話

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趣味で書きためた旅日記が、膨大な量になりました。2020秋に脳出血、2023には食道癌を発症と、様々なことが起こりますが、克服してまた旅に出たいという気持ちは変わりません。
お付き合い頂けたらありがたいです。どうぞよろしく。

2021 夏 京都の旅23
京都駅2

8/19(木)⑨
 まずは、この駅ビルの伊勢丹を探索。文房具売り場に入っていたのが銀座の老舗、伊東屋だ。高級万年筆をはじめとする、最新の筆記具が並ぶ様は圧巻!特にボールペンは競争が激しく、各社とも、新機軸の工夫を凝らした製品がずらりと揃う。巧みなディスプレイも含め、このような売り場ならではのことだ。

 大階段を挟んだ向かいのフロアには、ラーメンの専門店街が形成されている。京都はもちろん、東京や富山など全国の名店が軒を連ねる、さながら京都版ラーメン博物館とでも呼ぶべき一画になっていた。


京都駅のラーメン専門店街。コロナ禍のせいで人ほとんどいない

 まだ夏の盛り、多少日暮れが早くなって来ているとはいえ、光の演出が映えるというところまではなかなかだ。再びミスドの席に戻り、今度はコーヒーとドーナツを買ってきて日記つけ。

 さて、いよいよ周囲が暗くなってきたところで腰を上げた。この時刻になってみると光を使った演出が映える。大階段にはいくつかのテーマに沿った情景が、光によって映し出された。ここでは写真を撮るばかりでなく動画も撮影して、光に彩られた空中経路を通り、ホテルの屋上庭園に設置されたイルミネーションを覗きにいった。

 

やっと感じが出てきた


 ここから望めるのが京都タワー、夜空を背景に、やはり光による演出が美しい。何枚も写真に収めることになった。



京都タワーなんて、って思っていたが、案外にも美しい

 ホテル側の、屋上庭園に出る手前の一室にはピアノが据えられている。今は弾きに来る人もいないが、これっていわゆる「駅ピアノ」?なのだろうか。 


ピアノが据えられた部屋から一歩出るとこれ


 この日は結局、ホテルまで歩いて帰ることになった。一日のスケジュールとしては、待ち時間がかなりあったとはいえ、相当に充実したものとなった。行き当たりばったりで、これだけ良質な観光の材料を提供してくれる京都は、やっぱり大したもの、と感じ入った次第。
 


2021 夏 京都の旅24につづく