2021 夏 京都の旅11
南禅寺への道
8/18(水)⑥
東に向かうと京都市動物園に突き当たるが、その塀づたいに北上する。塀の切れたところを右に曲がると、正面に聳えるのが東山である。
すぐに行き当たったのが、MTKギャラリー、ここでは絵画の展示を行っていたが、原色に近い色づかいに荒っぽいタッチの絵は、本気で見るほどのものではなく、たった今見てきた京セラ美術館とのギャップは大きい。隣のカフェはとてもモダンでお洒落だが、すでに人でいっぱいだ。
ヤノベケンジの展示は終わっていた
カラフルな絵の展示だが、質の面ではイマイチ!
山の方に向かって歩くと、すぐに白河院址、院政期、「勝」のつく寺が6つ建ったというのは日本史で習った覚えがあるが、ここはその最初のひとつだろう。現在、私立学校共済組合の宿泊施設になっていて、入っていくことが出来ない。庭園らしきところをちょっと覗いてみるのにとどまった。
白河院址
少し行くと、小川、というより用水の水路かも知れないと思わせる流れがあり、これにそって小径がついている。周囲は立派な屋敷が多いようだが、この道もどことなく風情が漂う。というわけで、ここをぶらぶら散策、陽が出てくると途端に蒸し暑くなるが、そのまま行くと南禅寺のすぐ脇に出た。
水路脇の小径を行く
2021 夏 京都の旅12につづく