2021 夏 京都の旅11 南禅寺への道 | 楢丁(YOUTEI) 旅の話

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趣味で書きためた旅日記が、膨大な量になりました。2020秋に脳出血、2023には食道癌を発症と、様々なことが起こりますが、克服してまた旅に出たいという気持ちは変わりません。
お付き合い頂けたらありがたいです。どうぞよろしく。

2021 夏 京都の旅11
南禅寺への道

8/18(水)⑥
 東に向かうと京都市動物園に突き当たるが、その塀づたいに北上する。塀の切れたところを右に曲がると、正面に聳えるのが東山である。

 すぐに行き当たったのが、MTKギャラリー、ここでは絵画の展示を行っていたが、原色に近い色づかいに荒っぽいタッチの絵は、本気で見るほどのものではなく、たった今見てきた京セラ美術館とのギャップは大きい。隣のカフェはとてもモダンでお洒落だが、すでに人でいっぱいだ。


ヤノベケンジの展示は終わっていた


カラフルな絵の展示だが、質の面ではイマイチ!

 山の方に向かって歩くと、すぐに白河院址、院政期、「勝」のつく寺が6つ建ったというのは日本史で習った覚えがあるが、ここはその最初のひとつだろう。現在、私立学校共済組合の宿泊施設になっていて、入っていくことが出来ない。庭園らしきところをちょっと覗いてみるのにとどまった。



白河院址

 少し行くと、小川、というより用水の水路かも知れないと思わせる流れがあり、これにそって小径がついている。周囲は立派な屋敷が多いようだが、この道もどことなく風情が漂う。というわけで、ここをぶらぶら散策、陽が出てくると途端に蒸し暑くなるが、そのまま行くと南禅寺のすぐ脇に出た。


水路脇の小径を行く

 

 

2021 夏 京都の旅12につづく