す2022金沢3
金沢駅
1/3(月)③
今回の宿「ホテル リソル・トリニティ」は、金沢の街の中心にある。武蔵が辻の近く、裏手に何台か停められる専用駐車場と、脇には身障者用の用意があるが、フロントで、エムザ近くにある立体駐車場に停めてください、と指示された。ホテルから歩いても1~2分で着くところだから、大した不便はない。
部屋はさほど広くないが、出費を抑えたいがための選択なので、致し方ない。泊まるだけなら特に不自由はないが、しかしこれから4連泊となると、プラスαの余裕が欲しくなるのは事実。
もう夕暮れの時刻だが、せっかくの金沢だ、とばかり駅方面へ散策に出た。新しい駅舎が建設され、新幹線が開通したその日に、オレはここへ来ている。それは2015年のこと、3月に卒業生を送り出した後の担任団で連れ立って、2泊の旅行をしたのだ。石川県の小松空港に降り立った我々はレンタカーを借り、一泊目は山代温泉に泊まり、二泊目に金沢へやって来て、次の日、開業したばかりの北陸新幹線に乗って帰る、という行程だった。金沢では、何度か訪れたことがあると言ったせいで頼りにされ、皆さんを案内して歩いたのだった。
すっかり有名になった「鼓門」
すっかり有名になった駅前の巨大な鼓門だが、その前に噴水がある。その時は気づかなかったが、時刻を示す文字盤も小さな噴水で出来ているという凝りようだ。
文字盤も、よく見ると噴水だ
正月らしい装飾で駅前の広場は雰囲気満点だが、やはりコロナ禍で、インバウンドの外国人観光客がすっかり消えているのは残念。そうではあっても、日本を代表する観光地の一つとして、ここは屈指の存在と言えるだろう。
お正月らしい装飾がお出迎え
加賀百万石の金沢を表現するかのような鼓門を越えると、今度は鉄骨とガラスという、現代建築の覆いがかかって駅に導かれる。
駅本体はガラスと鉄骨の現代建築
駅ビルは、Uターンの人たちなのだろう、かなりの混雑を見せている。地元の工芸作家の作品が展示されたコーナーを覗いたり、お店をぶらぶらと見て歩くが、日本有数の観光地の玄関口だけに、おもてなしの設備は充実しているようだ。
とりあえず、ということでクラフトビールの店のカウンターに陣取り、一杯やることにした。この一画にはおでんの店なんかもあって、気軽に金沢の食を楽しめるスペースが広がっている。
クラフトビールの店で一杯
2022金沢4 かぶら寿司三昧につづく