2019トルコ共和国1 出発 | 楢丁(YOUTEI) 旅の話

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趣味で書きためた旅日記が、膨大な量になりました。2020秋に脳出血、2023には食道癌を発症と、様々なことが起こりますが、克服してまた旅に出たいという気持ちは変わりません。
お付き合い頂けたらありがたいです。どうぞよろしく。

2019トルコ共和国1 出発

 

 8日間のツアーとなると、現役で仕事をしている人間にとってはかなりの長丁場だ。6月出発の、同じタビックスジャパンのツアーを、一旦は予約を入れておきながら断念したが、10月末のこの時期なら何とか行けそうだ、と再び予約することになった。5日間の年休を出すことになるわけだが、自習は3日分で済むという願ってもない日取り、このチャンスを逃したくはない。


 出発に当たって、ケータイをどうするかで結構悩んだ。海外で使ったが故に、高額な料金を請求されただの、機内モードにしておけばそれは大丈夫、等と情報が錯綜したが、パックツアーだから、現地でそれほど情報を必要とすることもないだろうと考えた。今時、主要なホテルなどではWi-Fiが使えるだろうし、それだけなら、前に使っていたASUSを持っていけば用が足りるだろうと考えたのが、最後になって後悔する種になった。


 章湖は仕事で使用しているラインを、旅の間も使いたいということで、じゃあ、持って行くASUSで使えるようにしようと、まず俺ので試したら、これまでの履歴が全部消えてしまった。どこかで操作を誤ったらしいが、俺の場合、実質的には消えても大きな問題はなかったから、いい経験、ということで済ませることにした。既に契約をしていない機械でも、ケータイと認識され、ラインは2つのケータイで同時には使えないようにされているのだと理解した。結局、章湖はその手の問題が生じない、iPadを持っていくことで落ちついた。


 バスの旅程が異常に長いこのツアーで、酒でも飲まないとやってられないかと考え、とりあえず今うちにあるウイスキーをペットボトルに詰める、という手に出た。カティサークとブラックニッカディープブレンド、どっちも安い酒だ。

 

 

 

10/24(木)~25(金)
 24日は普通に出勤、定時を少し過ぎたところで帰宅、羽田空港国際線ターミナルへ向かう。


 ずいぶん長く使ってきた大型のキャリーバッグが、車輪が一つ変形しているのが原因で、時々ブレーキが掛かるのに気づいた。実際に荷物を入れ、運んでみてはじめて分かったのだが、わずかの不具合でも、これが非常に煩わしい。

 

                   羽田空港国際線ターミナル


 このツアーは21:30に羽田の国際線ターミナル集合、それらしい集団は見渡したところかなり年齢層が高く、平均すると60代の半ばくらいになるだろうか、この中で我々は最も若い方の部類に入りそうだ。

 


                     空港で早速一杯

 

 参加者はおよそ60人、これがバスの1号車・2号車に分かれ、添乗員がそれぞれに一人ずつ付く。我々は1号車、添乗員の松川和代さんはアラフォーくらいだろうか、はっきりしていて、感じのいい人だ。「澤 穂希」似、といって納得される方は多いだろう。


 出発は、まず0:01発のカタール航空ドーハ行きだ。ほぼ12時間のフライトだから日本時間なら正午着、しかし時差は6時間あるから、ドーハのハマド国際空港到着は早朝の6:00である。

 


2019トルコ共和国2につづく