前略
駅前道路を渡ったところに設置されている登山届提出ポスト。
打見山の方にも遊びに行ってみたかったけども、ゲレンデを下るとまた登ってこないといけないのが難点…
ネタの渋滞を解消するべく記事を書けども書けども追いつかない…
そんな、ブログをしたため始めて5年目秋。
3週間前のシルバーウィーク中盤戦のとある一日。
滋賀県は比良山系第2の高峰、蓬莱山を歩きに行って参りました。
歩いたコースは
JR蓬莱駅
↓
小女郎ヶ谷
↓
薬師の滝
↓
小女郎峠
↓
小女郎ヶ池
↓
蓬莱山
↓
金毘羅峠
↓
金毘羅神社
↓
JR蓬莱駅
の周回コース

JR湖西線蓬莱駅の無料駐車スペース(5台分)の5台目に滑り込みセーフの前夜着の車中泊。
AM6:00 起床
JR蓬莱駅より見る蓬莱山の姿。
雄大なり。
登山届を記入しようとしたところで、アクシデント発生

ポストに、ペンが設置されていない…
まぁ、必ず設置されているとは限らないので、自前のペンで記入しようと、ザックをガサゴソするも筆記用具を忘れてきた模様

車のダッシュボードをガサゴソすると、不測の事態に備えて常備している薄墨の筆ペン一本

付近を見渡すも、コンビニや商店の類は一切なし

駅でペンを借りようにも、朝の時間帯は無人駅となってるらしくシャッターclosed

仕方なく、薄墨の筆ペンで登山届を記入するという…
朝からなんとも縁起が悪い…

筆記用具、忘れやすいので要注意

と、自分に言い聞かせて、トイレ・朝食・準備運動を済ませ~の
AM7:00
蓬莱駅スタート

辺り一帯に咲き乱れる彼岸花を鑑賞しながら、まずは薬師の滝を目指します

しばらくは舗装された道が続き

湖西道路の上を渡り

スタートから20分ほど歩いたところで、小高い休憩ポイントに。
背後に広がる琵琶湖に少し感動

まだ20分しか歩いていないのに、なかなかの高度感♪
山頂から見る琵琶湖がいっそう楽しみに

休憩ポイントを過ぎた辺りから樹林帯に突入し、お楽しみのキノコタイム

チャツムタケ

ナギナタタケ

ベニナギナタタケ

謎の黄色いキノコ群

これは、傘が開く前のオオシロカラカサタケかな

柄の長さ30㎝ほどもある大型キノコ発見に胸が踊ります

AM8:00
林道の突き当たりとなる砂防堤を右手に回り込み、いよいよ本格的な登山道へ突入

歩きごたえのある山道が続きます

AM8:08
薬師の滝
登山道から少し下り、滝の目の前へ

ここでしばし、マイナスイオン(とゆーか、水しぶき
)を浴びながらの小休止。

滝を過ぎると、何度か沢を渡りながら峠を目指します

こういうコース歩くのはやっぱ楽しいネ

この辺りは割とキノコ少なかったかな

代わりに紫色の綺麗なお花がそこらじゅうに咲いていました

このお花、何の花なのかな
と気になって

帰ってから調べてみるとなんと、トリカブト

保険金殺人に使われたアレですね

AM9:09
小女郎ヶ谷名物

乗り捨てられたマウンテンバイク
このコースで蓬莱山に登るブログやヤマレコをチェックしていると、かなりの確率で登場する有名なマウンテンバイク(笑)
いや、笑いごとでは済まされない

山に粗大ゴミを放置するとはけしからん

ココで私から名言を残しておきます。
山に捨ててきてはならないもの。
マウンテンバイクと自分の命。
樹林帯を抜けて、空が開けてくると小女郎峠まであと少し

見えてキタキタ

AM9:37
小女郎峠に到着

峠から直接蓬莱山を目指すことも出来ますが、せっかくなので小女郎ヶ池に寄り道

峠から快適な笹道を歩くこと5分ほど、小女郎ヶ池に到着

池面に写る蓬莱山と空のコントラストが素晴らしい

池のほとりを散策したら、来た道を戻り

いよいよ山頂アタック開始

尾根道から眼下に広がる琵琶湖をチラ見しながら突き進み

蓬莱山山頂のリフト乗り場が目の前に

振り返ると、尾根を境に琵琶湖側がみるみるガスで覆わていっている

そしてついに…
AM10:18
蓬莱山山頂制覇

かなりのゆっくりペースで歩いて、およそ3時間20分。
(スタートから10分ほどでアプリ再起動したため、画面表示と実際で10分ほどのズレあり)
セルフタイマーで記念撮影する頃には
背後は完全にガスってて残念な景観に(笑)
蓬莱山の山頂一帯は琵琶湖バレイスキー場となっており春夏秋でもロープウェイやリフトで登ってこれるため、
子供連れファミリーやカップルで結構な賑わい

御在所岳に登ったときもそうだったけど、
登山装備の登山者と軽装の観光客が入り乱れるこの感じ、割と嫌いじゃない

一等三角点『比良ヶ岳』にタッチ

したいけれども、順番待ちの子供達の視線が痛いので、1分ほどで退散

AM10:53
ゲレンデを少し下ったところで、少し早いけども昼飯Time

ラーメンよりも、スープパスタの方が汁まで飲み干し安くて良い感じ

実は昼飯食べた場所は、ゲレンデの端っこにある下山道への入口

打見山の方にも遊びに行ってみたかったけども、ゲレンデを下るとまた登ってこないといけないのが難点…
とゆーことで、このまま金毘羅峠を目指して…
AM11:10 下山開始

雲の隙間から時々覗く、下界の様子。
琵琶湖に少し突き出た辺りは、青柳浜キャンプ場かな

下山道には大きめの石がゴロゴロ転がっていて少し歩きにくい

足を挫かないように慎重に歩き

時おり顔を見せるキノコに癒されながら歩く金毘羅道

PM12:18
舗装された林道
に降りる


キノコとカエルのコラボレーション



鹿の頭蓋骨にも3体遭遇

PM12:42
水場でひと息
PM12:47
金毘羅神社
ここまでくれば、あとはなだらかな下りをひたすら歩くだけ

人口の川(溝
)を勢いよく流れる水の音が響くなかゆっくりと歩き


最後に出会ったキノコはなんと、600mlペットボトルを遥かに凌ぐ40㎝級

立派なマントのようなツバが特徴のマントカラカサダケ

食べられるらしい

PM13:22
湖西道路の下をくぐり抜け

PM13:44
無事、JR蓬莱駅に帰還

活動時間 6:33(山頂で過ごした約1時間含む)
活動距離 11.91Km
JR蓬莱駅起点だと、平地もしくは舗装路を歩く距離が長いのが難点。
とはいえ、駅前無料駐車場の存在は大変ありがたい。
また、JR滋賀駅方面からや、朽木方面からの別コースを使って色々と歩き回ってみたい比良山系第2の高峰蓬莱山なのでありました

草々