Mandrill & Michael Masser - ALI BOM-BA-YE 1977年
『アフロ・ラテン・ファンクロックの巨人=MANDRILL』の世界・いや!日本で有名な曲と言えば、
77年の映画「The Greatest」=ボクシングヘビー級“モハメド・アリ”が世界チャンピオンになった
1964年から、“The Rumble in the Jungle=キンシャサの奇跡” として今尚、ボクシング界の
伝説として今尚語り継がれる74年のジョージ・フォアマン戦までを追うドキュメンタリー映画の
サントラ盤にMANDRILLが参加。このテーマ曲「ALI BOM-BA-YE ~Zaire Chant~」を演奏。
この映画サントラ盤は、『フュージョン界の帝王・天才ギターリスト=GEORGE BENSON』と
『アフロ・ラテン・ファンクロックの巨人=MANDRILL』と音楽業界で秀逸な才能の偉人=
『Composer・作曲界の巨匠=MICHAEL MASSER』がサントラ全曲を作曲担当。
このサントラ盤には、他にも『フュージョン界の帝王・天才ギターリスト=GEORGE BENSON』の
代表曲の一つであり、『ソウル第二世代のDIVA・歌姫=WHITNEY HOUSTON』がカバーした名曲
「The Greatest Love of All」やMICHAEL MASSERのインスト・オーケストラver.と・・・
「ALI BOM-BA-YE ~Zaire Chant~」とMICHAEL MASSERのインスト・オーケストラver.等など
歴史的名サントラ盤として、素晴らしい内容として・・・吾輩=音楽オヤジも太鼓判!!
「ALI BOM-BA-YE」のAlì buma ye!は、ヤツを殺せという意味であり・・・有名な話だけど
『炎の闘魂=アントニオ・猪木』がモハメド・アリとの対戦の後に、「ALI BOM-BA-YE」を自分も
使用したいと懇願して、「猪木BOM-BA-YE」として猪木のテーマ曲になった!!(パクった!?)
とにかく、『アフロ・ラテン・ファンクロックの巨人=MANDRILL』がこの曲で注目されたのは
間違いなく、日本では猪木?・・・世界のモハメド・アリが圧倒的な強さとビッグマウスだけの男
ではなく、当時の人種差別に「俺はベトコンと戦う理由はない。ベトコンは俺をニガーとは呼ばない
("I ain't got no quarrel with them Viet Cong ... They never called me
nigger."」とアリは言い放ち、ベトナム戦争への徴兵拒否をした。
その結果、世界ヘビー級王座も剥奪され、懲役刑が確定。その後、最高裁にて最終的には無罪を勝ち
取ったものの、3年7ヶ月もの間試合に出場することができなかった。
20代半ば、ボクサーとして最も活躍できる時期をアリは棒にふるってしまったのである。
そして、アリはアメリカ人である・・・だが「アフリカは自分の故郷だ。アフリカがメディア報道に
より間違った認識をされている」と憤慨し、再起のジョージ・フォアマン戦をアフリカ・当時ザイール
(現=コンゴ民主共和国)のキンシャサで行うことにした・・・そして、ボクシング史上歴史に残る
熾烈な戦いの末・・・KO勝利でタイトル奪還=″キンシャサの奇跡″。
MANDRILL&MICHAEL MASSERの「ALI BOM-BA-YE」とモハメド・アリの生き方にリスペクト!!
LOVE,PEACE&SOUL