さて、私がLC/MSの技術指導に伺う先は、企業のみならず大学や研究機関もあります。そして、訪問先によって、指導やその後のメールでのフォローの仕方を変えています。例えば企業の場合、今回のように技術指導後のメール相談には、出来るだけ早く正解を示し、お客様の業務が少しでもスムーズに進むようにフォローします。一方、大学特に指導相手が学生の場合、相談されても直ぐに正解を示すことはしません。ヒントを与えて考えさせる、あるいは学生自身に調べさせるように指導する方向を考えています。
今回の例、多分LC-MSのエンドユーザーでは極当たり前の事なのだろうと思います。基本的なことが分からずに、とりあえず装置が使えるから、分析を始めてしまうという事です。もちろん、分析を進める中で分からないことを潰していくというステップを踏むことは有効であり、今回技術指導を受けて頂いた企業様は、私を上手に使っている良い例だと思います。
怖いのは、分からないまま進めてしまい、思うように結果がでないことです。分析法に問題があるのに、結果が出ないことを装置のせいにしてしまうことがあります。そうすると、“この装置は高かったのに使えない”という評価になってしまいます。
今回の例のように、LC/MSの現場で困っている人を1人でも多くフォローする。そんな仕事をこれからも継続していきます。
LC/MS技術指導に関するご質問などは、ホームページのお問合せからどうぞ。
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エムエス・ソリューションズ株式会社
http://www.ms-solutions.jp/
住所:〒187-0035 東京都小平市小川西町2-18-13
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引用元:LC/MS技術指導とメール相談