月山で夏スキー1:努力は報われる❗ | 日本一タフな質量分析屋のブログ

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日本で唯一、質量分析に関するコンサルタント、髙橋 豊のブログです。エムエス・ソリューションズ株式会社と株式会社プレッパーズの代表取締役を務めます。質量分析に関する事、趣味の事など、日々考えていることや感じたことを綴っています。

この週末、仲間3人と月山にスキー&スノボ行ってきました❗

月山は湯殿山、鳥海山と共に出羽三山の1つで、標高は1984 m。スキー場があるのは、月山の副嶺にあたる姥ヶ岳。



副嶺でも、しっかり月山の表示があります。


雪が多過ぎて、月山スキー場としてのオープンは毎年4月。知る人ぞ知る、夏スキーのメッカです。

飲み友達グループで、昨シーズンからスキー&スノボに行くようになり、今シーズンの滑り納めで、月山に行ってきました❗

私は10年以上ぶり、私意外の3人は初月山。


以前、毎年のように行っていた時は、5月末頃で、山全体がまだ真っ白でしたが、

今回は、麓は完全に緑、何ヵ所か残る雪渓で滑る感じ。

緑と雪のコントラストが不思議です。





麓にかかるチェアリフトの辺りはこんな感じ。2日目には、リフトに乗っていて熊に遭遇しました!!(゜ロ゜ノ)ノ


姥ヶ岳の雪渓には移動式のTバーリフトがかかっていて、これに乗れるようになることが、月山の夏スキーを楽しむ第一歩になります。

今回はボーダーが二人いて、一人(ホノルルマラソンにも一緒に行った里織ちゃん、ホノルルマラソン完走記参照)は、まだボード歴が短いので、Tバーリフトに無事に乗れるか、かなり不安でした。
ホノルルマラソン完走記


Tバーリフトって、知っている人少ないでしょうね~o(^o^)o

こんな感じ⬇
Tバーリフトの画像



私がスキーを始めた40年前には、ロープトウと言う、回転しているロープにつかまって斜面を登る簡易リフトみたいなものがありましたが、その進化版がTバーリフトです。


ヨーロッパやカナダでは今でも一般的で、二人乗りやら、やたら長い(1 km以上)のやらありますが

日本のスキー場にはもう殆ど残っていないと思います。



普通のTバーリフトは、ロープにTバーが固定されていて、スキーであれば乗るのは難しく無いのですが、

月山のはTバーが着脱式⬇で、2つの金属突起の間にロープが通る状態で¨ちょっと捻る¨と、




Tバーがロープに固定されて引っ張られます。

この衝撃が結構大きくて、いきなりガツンとくるので、スキーでも慣れないとバランスを崩して転びます。


毎年のように月山に行っていた頃は、

¨Tバーに乗れない奴は月山に来るな❗¨

なんて言われたもんです。



Tバーリフトの画像を見ると分かりますが、進行方向に正体するスキーは、まだ楽なんです。

進行方向に横向きになるボードは、そりゃあ難しいです。


そもそも、Tバーリフトはボードより前からあり、ボーダーが乗ることは考慮されていないので、仕方ないのですが。



で、今回はボーダーが二人、特に一人は中級レベル。かなり不安でした(>_<)


初日は、雨こそ降っていないものの、かなりガスが濃い天気。これは、Tバーリフトの近くで滑るより他ない。



で、初月山の3人


案の定、最初は皆転んでました(>_<)


2回目、3回目...


スキーのもう一人は直ぐに乗れるようになり、ボーダーも上級者の方は数回目で乘れれるようになりました。




問題は里織ちゃん


5回、10回、15回...

回を重ねるも、なかなか乗れず

リフト係のお兄さん達が全員交代でサポートしてくれて、

仙台から来ていると言うボーダーのおじさんが乗り方を指導してくれて、


9時半頃から始めて約二時間

何十回転んだか...


それでも諦めずに頑張る姿勢に、友達ながら心打たれるものがありました❗


ここで一旦お昼ご飯休憩

リフト脇で、チェアリフト麓駅の食堂で作ってくれたおにぎりをいただきました。

絶妙な塩加減が美味しかった(#^.^#)



休憩後直ぐのこと

リフト係のお兄さんに

¨引っ張られる感覚を掴んでみろ¨

と言われ

ボードを外して、Tバーに引っ張られながら、上までかけ上がってました!!(゜ロ゜ノ)ノ


ボードのブーツとは言え

雪の登り斜面を強制的に引っ張られながら走ると言うのは

とんでもなくキツいですよ(>_<)

私は直ぐ後ろに乗って見守っていましたが、そりゃあキツそうでした(T_T)



その練習が効いたのか、休憩が良かったのか

ついにその時はやってきました❗









一番上まで転ばずに乗れるようになりました\(^^)/


私は正直、今回彼女は乗れないんじゃないかなぁ?  って思ってました。

でも本人は諦めなかった❗



何度転んでもやり続け、ついに成し遂げました。

¨努力は報われる¨

正にその言葉を実践して見せてくれました。

リフト係のお兄さん達や、同じリフトに乗っていた他のお客さんも、多くの人が喜んでくれました。


結局この日(13時ちょい前まで)、彼女は2回乗ることが出来ました(^-^)/

本人は相当嬉しかったでしょう。

やりきった感が全身に満ちていました。



スノーボードでTバーリフトに乗る

ただそれだけのことですが、目標に向かって頑張るって、大切ですね~o(^o^)o


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