ウルトラマラソンランナー、日本一タフな質量分析屋、髙橋豊です。
3年程前から、質量分析関連の小さな装置の輸入販売をしている会社(A社)の技術顧問をしています。A社には質量分析に関する知識をもった人がいないのですが、その装置を販売するために質量分析の知識が必要なので、デモンストレーションや技術説明などのフォローしています。
2年程前に、販売店(B社)経由である企業(C社)にその装置を販売したのですが...
半年ほど前に、C社からB社経由で、納入した装置の心臓部とも言える消耗品の発注があり
納品したのですがそれに問題があったらしく、
またその問題に対するA社営業マンの対応がすこぶる悪く...
B社とC社の担当者が怒ってしまって...
その消耗品の問題というのが質量分析に関連したことなのに、問題が大事になるまで
私になんの相談もないのですよ...(>_<)
C社の要求はいたって当たり前で、B社の担当者もそれを理解して、
A社営業マンに対して、その消耗品の品質保証データを付けて欲しいと
要求しているのですが、
A社営業マンにはそれが理解できないみたいで、なかなか対応しようとしないのです。
ずるずると時間ばかり経ってしまっていて、お客様(C社)との取引を
本当に大切に考えているのか、全く理解に苦しむ状況です...
しかし、こんな時、私はA社の社員じゃなくて良かったなぁとつくづく思います。
A社に協力はしているが社員ではない
その営業マンと同僚だったら凄いストレスになると思うのですが、そうではないので、言わば第三者的に冷静な目で見られる訳です。
大切なのは、あくまでもC社に製品を良い状況で使ってもらうこと。
それをA社に対して説明はしていますが、どうしても理解できないのであればそれはもう仕方ないので、諦めてしまおう
そして、B社と協力してC社に満足してもらえるサービスを提供するという方向性を考えよう
アウトソーシングで仕事を受けていると、そういう選択肢がある訳です。
チョッと愚痴っぽかったですが
私がもしA社の社員だったら、腸が煮えくり返るような思いをしたと思うのですが
仕事を委託されている立場なのでそんな思いはしなくて済んでいる。
一人で仕事をしていて良かったなぁと思う出来事でした。
(ちなみに、この問題はまだ解決には至っていません...)
ではまた~
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