日産のミニバン「プレサージュ」 | ユタ.のブログ

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1998年6月に日産はプレサージュを販売開始しました。
当時、人気だったオデッセイ対抗です。

コンセプトは「ミニバン・クルーザー」。

 



1997年10月に登場したルネッサのシャシを使用した兄弟車。
EV化を見据えた高床パッケージが、ルネッサの特徴であり欠点でした。
プレサージュも同じ高床パッケージ。
室内高が低いパッケージは、生粋のミニバンのプレサージュには大きな欠点でした。

オデッセイターゲットにしたため、リヤドアはヒンジ式。

高級車からの乗り換えをターゲットにしていたので、高品質な内装でした。

サイズ
全長4840mm×全幅1770mm×全高1,700mm

エンジン
VQ30DE型 V型6気筒DOHC
排気量:2987cc
最高出力:220PS /6400rpm
最大トルク:28.6kg⋅m /4400rpm

KA24DE型 直列4気筒DOHC
排気量:2388cc
最高出力:150PS / 5600rpm
最大トルク:22.0kg⋅m /4400rpm

YD25DDTi型 直列4気筒DOHC 直噴ディーゼルエンジン
排気量:2388cc
最高出力:150PS / 4000rpm
最大トルク:28.0kg⋅m /1800rpm

販売台数が日産の狙いより伸びないので、特別仕様車を次々と設定しました。

2001年8月マイナーチェンジ。
フロントグリル・リアコンビネーションランプが変更。
ライバル車よりスペックの劣るKA24DE型と、販売台数が少なかったYD25DDTi型が消滅。
代わりに登場したのがQR25DE型です。

QR25DE型 直列4気筒DOHC
排気量:2488cc
最高出力:165PS / 6000rpm
最大トルク:23.8kg⋅m /4000rpm

登場当時、高級車からの乗り換えを狙った高級路線だったのが響き、ファミリー層の購入が伸びませんでした。

販売台数でオデッセイには届かず。
2009年8月に販売了。