スカイラインにあったメルセデスの直列4気筒ターボ | ユタ.のブログ

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2014年5月にスカイライン(V37型)に追加されたのが「200GT-t」。

 


メルセデスの274型エンジンを搭載しています。
先代V36型スカイラインに搭載されていた、VQ25HR型の後継として設定されました。

274型エンジン搭載は、メルセデス・ベンツが属するドイツのダイムラーグループと、

日産が属するルノー日産アライアンスの提携によって実現しました。

まず北米でインフィニティQ50に搭載されて、続いて日本にやってきてスカイラインと

なったわけです。

エンジン
274型 直列4気筒DOHC直噴ターボエンジン
最高出力:211ps/550rpm
最大トルク:35.7kgf-m/1250~3500rpm
ミッション:7AT

このエンジンは、メルセデス・ベンツE250に搭載されています。
ただ、274型のスペックは若干異なります。

メルセデス・ベンツは効率重視のリーンバーン(希薄燃焼)。
日産は性能重視のストイキ(理論空燃比)。

V36型のスカイライン250GTはVQ25HR型を搭載して、価格は307.6万円。
V37型のスカイライン2200GT-tは274型を搭載して、価格は383.4万円。
なんと67万円アップ。

V型6気筒より直列4気筒ターボは、騒音もフィールも劣りました。
登場しましたが不人気に。

2019年7月のマイナーチェンジで消滅しました。

性能ではなく、政治的な意味で搭載されたと思われたエンジン。
それが274型エンジンでした。
何でスカイラインに搭載したんでしょうか?