第28回東京モーターショーに参考出品されたのが「リーザ・スパイダー」。
ダイハツはコーチビルダーに依頼して造りました。
リーザのスポーツグレード「TR-XX」のルーフをカットしています。
参考出品車は4シーターでした。
第28回東京モーターショーで好評だったこともあって、ダイハツは市販化を決定。
幌の格納とボディ後部の剛性向上を狙って2シーターに変更。
フロア・ドア周り・コクピット周りを補強しました。
補強で車重は90㎏重くなりました。
そこで、エンジンはターボエンジンを採用。
エンジン
EF-JL型 SOHC 12V インタークーラーターボ
最高出力:64ps/7500rpm
最大トルク:9.4kgm/4000rpm
ダイハツの開発陣は、最後まで幌の形状とシールゴムの開発をして防水性能の確保を
1991年9月販売開始。
ボディの剛性が足りていませんでした。
さらに幌がバタつくというトラブルが発生。
出来の良いオープンモデルではありませんでした。
直ぐに販売不振。
1993年5月生産終了となりました。
総生産台数はわずか380台。