2代目マーチにあった「マーチBOX」 | ユタ.のブログ

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2代目マーチ(K11型)は端正なスタイルと新開発のエンジンもあってヒット。

しかも評価が非常に高かったんです。
日本カーオブザイヤーだけでなく、欧州カーオブザイヤーも受賞したんです。
これはマーチが初。

1999年10月に開催された第33回東京モーターショーで、日産が参考出展したのが「マーチBOX」。
リヤのオーバーハングが伸びたマーチ。

1か月後の1999年11月に「マーチBOX」は販売開始。
モーターショー用スペシャルモデルと思ったら、市販前提だったというわけ。
当時はびっくりしました。

 



K11型マーチとホイールベースは同じ。
基本的な取り回しも同じ。
リアのオーバーハングを240mm延長しています。
さらに全高が25mm高くなっています。

エンジンは2種。
CG10DE型 直列4気筒DOHC
排気量:997cc
最高出力:60ps/6000rpm
最大トルク:8.6kgm/4000rpm

CG10DE型 直列4気筒DOHC
排気量:1348cc
最高出力:85ps/6000rpm
最大トルク:12.2kgm/4000rpm

ミッションはE-ATx(電子制御4AT)とCVT(HYPER CVT)

価格
1.0 BOX AT  139.2万円
1.0 BOX CVT  141.7万円
1.3 BOX AT  153.5万円
1.3 BOX CVT  156.0万円

2001年6月生産終了。
ウイングロードの1500ccモデルと1.3BOXは価格がほぼ同じでした。
積載量も排気量も大きい、ウイングロードに顧客が流れてしまいました。

変わり種「マーチBOX」は販売は成功しませんでした