http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aHtSrNIdd3kE
>スイス国立銀行(中央銀行)のヨルダン副総裁は、今月に入って対ユーロで最高値を更新したフランの上昇でスイス製品が法外に割高になるのを阻止するため、「あらゆる種類の選択肢」を検討していることを明らかにした。
>経済協力開発機構(OECD)が試算した購買力平価を基にすると、フランはユーロに対して41%割高な水準にある。送電機器の生産で世界最大手、スイスのABBにとってフラン高は「頭痛の種」であり、国内工場向け部品をユーロ圏の供給業者から調達する比率を高めることで対応している。
>「フランは恐ろしいほど過大評価されている」と述べ、「まるで経済戦争だ。戦争を行うには、使える全ての手段を動員して勝たねばならない」と話す。
日本だって購買力平価でいけば対ドルは35%くらい割高である。
こんな時期に次の総理は誰?とか、良い円高とか、欧米の財政危機が・・・。
とか、他国のせいにしてなにひとつ対策を取ろうとしなのが日本である。
全くスイスくらいの気概を見せて欲しいものだが・・・無理だろう。