就職難で留年 4万5000人
>この春、大学を卒業した学生の就職率は61.6%と、過去最大の下落幅となった前の年度と同じ低い水準にとどまりました。就職難を背景に留年する学生は4万5000人を超え、2年連続で増加しており、各大学では、就職が決まらない学生を長期的にどう支援するかが課題となっています。
文部科学省によりますと、この春大学を卒業した学生は55万2794人で、このうち就職したのは34万546人、就職率は61.6%でした。これは、3年前の世界的な金融危機の影響で企業が採用を手控えて、過去最大の下落幅となった前の年度の就職率と比べても0.8ポイント上回っただけで、依然として低い水準のままとなっています。大学を4年間で卒業できず、1年留年した学生は4万5062人で、2年連続で増加に転じています。さらに大学を卒業後、進学も就職もしていない人は8万7988人と、3年連続で増加しています。
若者の就職難が深刻である。
何度も説明させてもらって恐縮だが、デフレでは生産を増やすことができないので、雇用は拡大しないのである。というか、現在雇用している人員の給与を景気悪化ほどには下げることができないんだ。だから若者の就職がなくなっている。
デフレ対策をしないと、本当に大変なことになる。
社会に出られない若者・・・これは人権問題である。
政府と日銀の無能さ故、この有様なのである。
良いデフレ・・・良い円高・・・吐き気がする。