馬鹿げた言説 | グレッグのブログ

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http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20110726/221685/?P=1


この著者は元財務官僚らしい。

小難しいことをグダグダ書いているが、要するに政府紙幣を発行して通貨発行益が生じても、インフレになれば貨幣需要は減るわけだから過度なインフレを防ぐために回収しなければならない。

だから、こんなものは役に立たないと言っている。

通貨発行益など、幻想であると言いたいらしい。


この間の池尾教授の言説と同じである。

馬鹿げている。完全に馬鹿げている。


例えばインフレ転換させるために政府紙幣が300兆円必要だったとしよう。

そこで貨幣需要は減少し、インフレ率が4%を超えたと仮定する。

しかし、3-4%のインフレを維持するために300兆円全部の回収が必要だろうか?

ありえない。

50兆円回収すれば低インフレ状態で回る可能性は十分ある。

250兆円は通貨発行益を享受できる。


後は、通貨は民間が勝手に刷ってくれるのである。

通貨の流通量が増えすぎればまた引き締めればいい。


民間の貨幣需要が強い時に政府がそれを弱めるために、通貨供給するのは当たり前の行為である。

そうやって財やサービスへの需要を担保するよう調節していくことが政府の役割なんだ。

頭が悪すぎて話しにならない。

日本の文系ってバカなんじゃないか?って思う。