是清がハイパーインフレの原因??(笑) | グレッグのブログ

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日銀擁護御用学者が高橋是清の政策によって日本がハイパーインフレになったと、喚いています。

しかし、これは全く史実に反するのです。

復興債の日銀引き受けでハイパーインフレになる!と喚いている。

白川総裁も「国債の引き受けをしないことが人類の英知である」そうだ。

バカそのもであり、我が国の中央銀行総裁は他国へ低能を晒しているようなものである。


高橋是清は「男子の本懐」井上準之助蔵相が凶弾に倒れた後、蔵相に就任した。

金本位制を止め、日銀に国債を引き受けさせ、デフレ不況に喘いでいた当時の日本にインフレ誘導政策を行った。是清が就任した当初、100円=45ドルだった為替レートは20円まで下落。その後は30円で安定し、農村に対しても政府支出を30%も増額したのである。

結果、日本の実質経済成長率は(実質ですよ、名目ではありません)1931年の0.41%から翌年は4.42%1933年には10%に到達します。

そこで是清は軍部の戦費調達圧力に対して、それを断固拒否。

このまま放置すればインフレが過度になる恐れがある、として金融財政引き締め政策を採用します。

ここで二二六事件で青年将校の怒りを買い、是清は凶弾に倒れるのです。


是清後、蔵相に就任したのが馬場鍈一です。

この時、インフレ転換していたにも関わらず、放漫財政によってインフレを加速させたのです。

主に戦費調達が目的でした。


是清による政策がハイパーインフレを誘発したわけではありません。

これはハッキリ言って、史実の歪曲です。

史実を歪曲しているのは韓国人中国人だけではなく、日本銀行という官僚組織のなかにも存在しているんです。