http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110611-OYT1T00275.htm
トヨタの社長が、日本でのモノ作りの限界を表明した。
NTTデータも海外へデータ施設を移すようだ。
円高に加え、電力の安定供給の棄損、電力料金の値上げが企業のコストを押し上げてしまうんだろう。
無理もない話しである。
反原発のデモも行われているらしい。
ここまで来ると、どうにも訳が分からない。
経済音痴もここまで来ると、もう救いようがない。
原発を止めることで、短期的に雇用が失われて若者の失業は増える。
国民の可処分所得は減るはずだが、そういうことは他人事なんだろうか?
自分の事として、どうして考えられないんだろうか?
不思議である。
ある程度、原発を再稼働させなければならない。
電力供給棄損、電力料金高騰が出てくれば企業は海外へ逃げる。
ただでさえ、円高で日本人の給与は高いのである。
自然エネルギーもいいが、原発の再稼働を求め、安全基準を厳格にする。
そして、徐々に自然エネルギーに移行していくように技術革新を推し進めていく方向で問題ないはずだ。
発電と送電を分離して電力コストの低減に努力していく。
そういうオペレーションを我々は要求していくべきではないだろうか?
デモをするならデフレ脱却が一番先だろうに。
全く、この平和ボケ国家はすでに末期症状を呈している。