デフレ容認派はデフレの方が得なんだ。
日本経済がどうのこうのって言ってるけど、結局自分の権益が脅かされるのが嫌なだけだ。
高齢者然り、公務員然り、独占企業の職員然り・・・。
お札を刷ってばら撒け、インフレ円安にしろ、規制緩和しろなんて・・・今困ってない人に言ったって拒否するに決まってる。
自分の権益が棄損されるわけだから。
僕の同僚もそうだ。
僕もデフレの方が得である。
「世の中、不公平なもんだよ」「俺らは奴らが遊んでる間に苦労して勉強したんだ」「低学歴の成金が夜の街を闊歩する、なんて治安上、問題だよ」
そういう意見は確かに多い。
結局、デフレ容認派は格差を肯定したいんだ。
そして引退した高齢者という人口のボリュームのある世代を味方につけて、多数派工作しているに過ぎない。
経済理論を突き付けても聞く耳なんて持つわけない。
理由にならない理由をつけて、反論する。
若いデフレ派は学歴という過去の栄光にすがって生きていくしかない可哀そうな存在だと思う。
勉強なんて出来なくたって、学歴なんてなくったって、世の中で一発当ててやろう、みたいなダイナミズムのない社会は没落する。
結局、自分の権益だってデフレ社会では段々と棄損されていくっていう見通しを持てないんだろうね。
歪んだ感情だよな、って思うね。
だからデフレ容認派とは議論はそもそもできない。
彼らには現状の居心地が最高に快適なんだから。