この休暇中の間に、たくさんのブログを拝見いたしました。
その中から、私が、おそらく想像できること・・この中から、家族というスタイルがどれほど、夫と妻・父及び母
にとってどう影響されるものなのか・・辛い悲しい思いの中、一方で考えるよい機会になりました。
私は、結婚して今年10年になりますが、若さと何の準備もないまま、新婚生活もつかの間、ストレ-
トに子供を授かりました。
今思うと、妊婦の方、子供が出来た方々や、不妊や流産・死産などに悩むいろんな方々の話を聞い
たり、しておけば・・。結婚して専業主婦になると、身近にそういう対象がいないと、何の情報源もない
中、手探りで道を見出していかなければなりません。・・もっと学んでおくべきだったと・・
当時は若さと経験不足で、余裕が無かったのです。
生まれたのもつかの間・・案の定、不安と余裕の無さ、辛さに育児ノイロ-ゼに陥りました。
我が子は元気な男の子で、しかも軽い発達障害があり、上は多動、下は自閉という兄弟で、全く逆パタ-ンの傾
向を持つ子育てに、今までに辛さ、悩み、で一杯でした。
こんな時に、先輩ママのアドバイス、自身に流産・死産の経験があれば、少しでも緩和されたのでしょうが・・・
子育ては、多くのママ友や仲間を呼び、本来楽しい・明るいものなのですが、こうした辛い体験や男の子というケ
ンカや揉め事に巻き込まれやすいことが多かった私にとっては、周囲から、子供から屈辱的な思いを味わう事も
多く、子供を持つ幸せと現実には程遠いと思うことも・・・。
しかし、今回の一件で、少しでも我が子が可愛いと思えたことが自分でも素晴らしいきっかけを生んだと思っ
ています。
改めて、子供が居ない肩身の辛さも想像出来ます。
やはりそういう間というものは、妻側か、夫側がどちらかにべったり・・という関係が働いて、一方に過度な負担を
強いてしまう事はよくあります。それに周囲の、まだ生まれないの・・
周囲や親身内の付き合いなど、その一言が一方的に介入してきて肩身の狭い想いも何度も味わい・・
子供が出来ない束の間でしたが、私もそのような思いを度々味わいました。
特に私は、大恋愛の末とかの結婚ではなかったので、余計になのですが、
もし、本当に子供が授かっていなかったとしたら・・
今の幸せな私は、どこか違う幸せと人生を掴んだ私になっていたかもしれません。
子供が欲しいから結婚した・・子供が居ない間の夫との関係・・夫にソッポ向かれ態度で、子供が居ない生
活がよそよそしい関係だったろう・・そう思われる状況の私にとって、もし、ここで不妊による、流産・死産だったと
したら・・・きっとタ-ニングポイントになっていたと思うし、夫婦関係がどうなっていたかの想像がつきません。
その夫婦関係における不安定と、将来における老後の不安また流産するのではないか、もう二度と子供が授からないのでは・・
一人目で流産・死産され、今尚辛い思いでおられる方々の辛い状況をお察しいたします。
一方で、夫婦のみの関係を、まるで子供がいらっしゃるかの如く、楽しんで、仲むつまじく、毎日を過ごされているご夫婦の方々・・
離婚とか、子供の有無という関係から淘汰され、その夫婦どちらかのご苦労と努力によって成り立っている
現実を直視致しますと、子供が巣立った後の、老後の夫婦関係の安定も約束されているような感じにな
り、憧れの思いと希望の思いを抱きます。
そう思うと、子供が居ない期間の夫婦関係が、たとえ不妊という形でも構わないから、1年でもあれ
ば・・夫婦間のあり方と子供が巣立った後の老後の関係もシュミレ-ション出来、夫婦関係の絆を再確
認出来たのになぁと、今更ながら、そう思えるものです。