概要

 公開   1941年10月23日
 日本公開 1954年3月12日

 上映時間 63分

 

  あらすじ

 サーカスのゾウ、ジャンボのもとにコウノトリがゾウの子供を運んできた。そのゾウの子供は耳が大きく、周囲のゾウからダンボと呼ばれるようになる。

 ジャンボはダンボを愛情深く育てるが、サーカスを見に来た子供たちにダンボがいたずらされるのを見て、その子供をお仕置きする。サーカスの団員たちがジャンボを止めようとするが、ジャンボは興奮して暴れてしまい、隔離されてしまう。

 母親と引き離されたダンボはひどく落ち込むが、サーカスのネズミ、ティモシーはそんなダンボを放ってはおけず、彼がサーカスで活躍できるように手助けを始める。ダンボをゾウ達のピラミッドの頂上へジャンプさせる芸を思いついたティモシーは、眠る団長の耳にそのアイデアを吹き込み、その案が採用される。しかし、ダンボは当日自分の耳を踏みつけたことで大失敗してしまう。

 落ち込んだダンボはティモシーの計らいで隔離されたジャンボと触れ合う時間を得るが、それでも気分は晴れない。そんな中誤って酒の入った水を飲んでしまい、意識を失う。

 目を覚ましたダンボとティモシーは木の上で目を覚ます。このことからダンボが空を飛べると気がついたティモシーは、ダンボに空を飛ばせることでサーカスのスターになれると考える。はじめはその考えを笑った木の上のカラスたちも、ダンボの身の上を聞いたことで協力する気になり、魔法の羽をダンボに与えた。その羽を鼻でもち、ダンボは空を飛ぶことに成功する。

 そして、サーカスの公演でダンボは舞台から飛び降りる。途中魔法の羽を落としてしまい諦めるダンボだったが、ティモシーの励ましを受け、ダンボは見事に空を飛びサーカスのスターとなった。世界中にその名を轟かせたダンボはジャンボとも再開し、次の町へ去っていくのだった。

  登場人物

 

  挿入歌

 こうのとりにご用心

 ケイシー・ジュニア
 テント張りの歌
 私の赤ちゃん
 道化の歌
 ピンク・エレファンツ・オン・パレード
 もし象が空を飛べたら