【こぼれ話】発砲か捕獲か、逃亡の牛捜しで騒動に=ドイツ南部 | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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【ベルリン16日AFP=時事】ドイツ南部バイエルン州で5月下旬に農場から森に逃げ込んだままの雌の牛について、地元当局が「交通を脅かす」として、見つけ次第撃って構わないとハンターらに指示したのに対し、大衆紙ビルトが捕獲した人に懸賞金1万ユーロ(約110万円)を進呈すると1面で伝え、牛捜し騒動に発展している。(写真は発電用風車の近くに立つ牛。ドイツ北部で撮影)
 「イボンヌ」という名のこの牛への発砲許可を地元当局が決めたのは、イボンヌが警察車両の目の前で林道を走って横切ったため。ただ同当局は、撃つのは「最後の手段」であるべきだともしている。
 一方、ビルト紙が13日に懸賞金のことを伝えて以来、大勢のハンターや地元住民が牛を捜すため森に入り込んだ。このほか、隣国オーストリアの動物保護区は牛が無事に捕獲されたら購入すると申し出るとともに、15日には牛を追跡するためヘリコプターの投入も決めた。同紙によると、地元住民はイボンヌを誘い出そうときょうだいの牛や雄の牛を担ぎ出した。
 こうした動きに対し、地元の森林管理関係者は「牛はウサギと違って、ハンターが周囲にいたら隠れて静かにしている」とし、牛を森から追い立てることができるのは犬だけだと同紙に語っている。 〔AFP=時事〕(2011/08/16-21:54)