通勤時間の活用(1)階段使って脂肪を燃やす | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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 満員電車の乗り降りや階段の上り下りなどでうんざりしがちな通勤。しかし、ちょっと発想を変えれば貴重な健康作りの時間に切り替わる。

 体重計などの計測機器メーカー「タニタ」の開発企画課長、西沢美幸さんは、栄養士の資格を持っており、同社の健康情報サイト「からだカルテ」(http://www.karadakarute.jp/ )で、通勤時間を活用した簡単ダイエットを提唱している。題して「通勤でお気楽に脂肪を燃やそう」。

 意外なのは、通勤時に消費されるエネルギー量だ。例えば、電車内で30分間立ち続けると、体重50キロの30歳代の女性で46キロ・カロリーを消費できる。座っている状態の2倍で、約5グラムのチョコチップクッキーに換算すると、2枚分に相当する。ゆっくり30分間歩けば50キロ・カロリー、2枚分で、急ぎ足なら102キロ・カロリー、4枚半分。30分の自転車通勤なら、81キロ・カロリー、3・5枚分だ。

 そこでまず、電車やバスで座らないよう心がける。歩くときは、急ぎ足で姿勢良く。エレベーターやエスカレーターを避けて、階段を使おう。

 仕事帰りの買い物も好機。ウインドーショッピングなどを楽しみながら歩き回れば、気分転換にもなる。

 西沢さんは「通勤はほぼ毎日のことなので、意識的に階段を使うようにするだけで習慣化しやすい。コツコツ続ければ筋肉が付いて基礎代謝も上がり、太りにくい体づくりにもつながります」と助言している。

(2011年2月10日 読売新聞)