“ナックル姫”が米国デビュー! 史上初の日米女子プロに | 勇者親分(負けず嫌いの欲しがり屋)

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 “ナックル姫”の愛称で知られる吉田えり投手が29日、米独立リーグで待望の米国デビュー。昨年プレーした日本の関西独立リーグと合わせ、史上初めて日米両国のプロ野球でプレーした女子選手となった。ちなみに米国で女子プロ野球選手が誕生したのは、1997年から2000年まで独立リーグでプレーしたアイラ・ボーダース以来、史上2人目。

 ゴールデンリーグのチコ・アウトローズに所属する吉田は、シーズン開幕戦でティファナ・シマロンズと対戦。ボストン・レッドソックスで出場経験のある元メジャーリーガー、先頭打者のイバン・オチョア遊撃手にはバントヒットを決められたが、後続を3者凡退に切って取る。

 吉田はその裏、2死満塁のチャンスで回ってきた初打席でタイムリーを放ち、初安打と初打点をマーク。しかし4対0となった直後の2回に2ランを浴びて初失点を喫すると、3回にも四球を挟んでの3連打で2点を失い、同点に追いつかれてしまう。その裏には代打を送られて交代し、米国デビュー戦は3回を投げて5安打、1四球、4失点で勝敗つかずという内容だった。

最終更新:5月30日12時30分