師匠の言葉をたまに思い出す | 難儀な人々

難儀な人々

発達障害・精神障害を持つ方々の支援員やらせてもらってます。
このブログは難儀な人を見極め、どうやったらトラブルを最小限に抑えられるか?
「難儀な人」っぽく生まれてしまったら、どうすれば平穏に生きられるか?を模索しています。

私の師匠は、モチベーションを下げないよう絵を自由に描かせ、あまり細かい事言わない人だった。たまにポツリと重大なアドバイスをいう事があって、

 

私には、「絵が縮こまってる。絵なんて失敗しても大したことにならないから大らかに描いたら?」とか。

 

美大受験を控えていたある男の子に、「運動神経で描いている」と。

ただそれだけ言っただけだった。

 

”運動神経で描いてる”・・は、私にも当てはまっていて、観察もせず、何も考えもせずに描き癖で描いてしまう事を言う。

 

漫画のキャラクターなど髪の毛や目の線を何も考えずに手の癖で描いてしまう時が。

漫画家が時代の波に乗れず、ずっと古い絵柄で描いてしまうのも「運動神経で描く」の代表例だと思う。

それでまかり通るのは、手塚治虫さんや、美内すずえさんなどその道で大きな功績を残した人のみじゃないかな。

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私はペンタブレットはあまり使わず(娘に貸してるので)右手を使ってマウスで描くことが多い。自由に描けないけれど意外に描き癖が減る。

 

アナログや筆で描く時は左手、デジタルは右手でマウスで描きます。

(普通、illustratorなどベクター描画はマウスで描くよね?)

その時にわかったんだけど自分が客観的になるような状況を作ってやると、癖は出てこないようです。

 

自分のスランプは好きな花や風景ばかり描くことに起因し、同じ描き方に甘んじるので画力が向上しない。不得意な分野を描かなければなぁ~と、建物や人物などひぃひぃ言いながら描いています。ほぼお蔵入り決定ですが・・・・。

 

↓この自分の描き方を見つけた時は嬉しかったなぁ↓