152日目 「雨情とマック」 | USKの旅日記

USKの旅日記

26歳からの青春の記憶


2013.12.18
北茨城市(茨城)→日立市(茨城)

 

「五浦崎公園」散策。

明治39年に日本美術院の拠点をここに移した岡倉天心が、自身で設計し建てたといわれる赤い六角堂が、小さく見える。






波が断崖に打ち寄せる音、引き波の音、風の音など、自然の営みが織り成す様々な音が聞こえてくるこの地は「残したい日本の音風景100選」に選ばれ、また、潮の干満による渚の変化が美しいことから「日本の渚・100選」にも認定されてる。


展望台建設中。





大津岬灯台は先の震災で損壊したため、太陽光発電の灯台として復活。





ホームセンターまでチャリ押してく。

タイヤ、チューブセットを買って、歌舞伎揚げ食いながらソッコー修理。



6号を下りて、二ッ島(震災で3/1欠けたらしい)、「通りゃんせの像」の横を通り、「野口雨情記念館」。






生後まもなく亡くした我が子へのレクイエムとか云われてる「シャボン玉」、アメリカ人夫妻の養女となったが、病のため渡米することなく9歳で夭折した少女がモデルになったといわれる「赤い靴」、他にも「澄城寺の狸囃子」「シャボン玉」など、今日まで歌い継がれる数々の童謡を詩作した雨情は、童謡、民謡普及のための講演旅行もたくさん行った。日本に留まらず、台湾、朝鮮、満州、モンゴルまで行ってるっていうからスゴい。

63年の生涯の中で2000余点の詩を残し、地方民謡(ご当地ソング)も数多く残している。


雨情縁の人、岡倉天心、横山大観らの概略にもふれ、映画『天心』の紹介コーナーも。


太平洋戦争で日本軍がアメリカに飛ばした「風船爆弾」に関する展示も。





国道を更に南下して、日立に入る。

雨が止みそうにないから、マック泊。





天気:曇り後雨
走行距離:28.1km
マック泊