最近急に寒くなって、冬服や暖房器具をバタバタと出した方も多いのではないでしょうか? ウチもさっそくコタツを出しましたが、早くも猫たちが占拠しています🐈(笑)
 今年は特に夏から急に冬、という感じですが、体調を崩しやすいこの環境下、普段から身体を元気に保つ秘訣が江戸時代の書物「養生訓」に書いてあります。
 
 養生訓には「心は体の主人である。だから平静を保たなければならない」とあり、当たり前の話ではありますが重要なポイントです。
 養生は心の在り方が問われます。怒らず、悲しまず、心の平静を保って、日々を有難く喜んで生活することが大切です。
 東洋医学は古来から体と心は関係が深いもの、としています。体調が悪ければ気分も優れないのは当然ですが、例えばイライラするのは「肝」の働きが悪い、とか、思い悩むことが多い人は「脾(=胃腸)」の働きが悪い、など、五臓六腑と心の関係をつなげて考えています。
 
 養生訓ではさらに「体は心の僕のようなものであるから、大いに労働させるべきである。心が平静であると、体の主人である天君も豊かで、苦しみもなく楽しむ。体を動かし働けば、飲食滞らず、気血の循環はよくなって病気は無縁の存在となる。」 心を静かに保ち、体を動かすことが健康へとつながっていくのです。
 日本の長寿村を調べてみると、お年寄りの方々はたいてい野良仕事をしています。高齢者皆に畑仕事があればよいのですが、それは無理な話です。毎日の買い物に少し歩いて出かける、犬の散歩に行くなど、できる範囲でこまめに動くようにしましょう。都会の高齢者の中には、ちょっと離れた喫茶店まで歩いて行き、お店の人と楽しいおしゃべりをして、ひと時休んだらまた歩いて帰る。これも1つの健康法と言えるでしょう☕
 誰でも年を取ると身体は老化します。老化によって「腎」の働きも弱くなってきます。不妊治療で年を取ってくると難しい、と言われるのはこの腎の弱りも大きく影響しています。 その人その人の体質やこれまでの養生の仕方で少しづつ異なりますが、老化を予防し腎の働きを強化することは、漢方や鍼灸によっても可能です。
 
 自分の体質に合わせて体調を整えておけば、元気で、病気病気になりにくくなり、また足腰も弱りにくくなりますので、気軽にご相談にいらして下さいね(^_-)-☆
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