メスの和牛と下山珈琲と | ぽんのあれこれ

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徒然なるままに日暮し、スマホに向かいて心に移り行くよしなしごとを書き連ねます。基本的には備忘録。


気になったらお好きにコメントしていただければと思います。

  メスの和牛って高いですね


というお話。


和牛にも色々あって、A5とかB5とか言われる肉質等級(アルファベットは歩留まり、数字は脂肪交雑の度合い)や、脂肪交雑基準と言われるBMSはもちろん、メスなのか、去勢なのかでも値段が変わります。


今回はA5のBMS12のメスの和牛を食べたというお話。



これがそのお肉。


結構なお値段で手に入れました。涙


それをすき焼きにして食べたんですがドサッといれると煮えすぎちゃうので…



ちょっとずつ入れて…


こう!

卵は使わず、ちょっと赤いところが残るくらいで野菜と巻いて食べるのがマイジャスティス。

うんま!

と思えたのは最初だけで、モモカタバラにも関わらず途中から脂感との戦いとなっていたのは内緒です。

これも加齢か…

和牛の改良というのは脂肪交雑の向上とロース芯面積の肥大化の歴史でもありそれ故に世界に誇る和牛が確立されたと言っても過言では無いのですが、高齢化の時代、脂肪がそれ程求められなくなる日も近いのではないかと思います。

肉質の柔らかさと濃い旨味とロース芯面積とそこそこの脂肪交雑具合。

そんな和牛の方向性があっても良いんじゃないかと思ったりしますね。そういうトレンドになれば、また新たなスター種牛も出来そうな気がしますね。

  カリビアンクイーン


今日はついでにコーヒーも焼いてもらいました。



ドミニカのカリビアンクイーンという豆ですね。ティピカ種優勢の地域なのでおそらくティピカメインだと思いますが。


コーヒーはアラビカ種かカネフォラ種に祖先を持ち、アラビカ種には有名なブルボン種やティピカ種を含み、カネフォラ種にはロブスタ種を含みます。


http://www.aromascoffeemarket.com/hpgen/HPB/entries/32.html


ティピカ種はアラビカ種の中でも原種に近い種種類で、ブルーマウンテンやコナのルーツに当たります。


今回、多少深めのローストだったため、酸味はわかりにくかったですが、とても香り高いコーヒーでした。


https://www.rakuten.co.jp/shimoyamacoffee/


https://store.shopping.yahoo.co.jp/shimoyamacoffee/


ちなみに、下山珈琲はネットでも買えます。


下山珈琲は常設されている樽入りの豆と、その時その時におじさんが仕入れる袋買いの豆とがあって、樽入りの豆が尽きたのは見たことがないんですが、袋の豆は基本的に無くなると再入荷がいつになるかわからなかったり、そもそも取り扱いが無くなったりと一期一会のものも多くてですね。


僕は常にグアテマラともう1つ、過去に頼んだことの無い、そのときに入っている豆を200gずつお願いしています。新しい種類→グアテマラの順で封を開けて違いを楽しんでいるんですが美味しいコーヒーってのは最高ですね。


何度か頼んでいると自分とおじさんとの間で豆の炒り加減の認識が合ってくるという人間くささがあるのがまた良い。

小さなベンチに腰掛けてその場で注文して焼けるのを待つ間、世間話しながら焙煎の香りを服にしこたま付けて帰るのもそれはそれで良いなとは思うのですが、嫌な人は電話注文して出来上がりに行くとかすると良いと思いますね。