今度は苗です
国内版アルマ。緑果赤肉の美味しいイチジクだそうで。本物のアルマは赤肉でも緑果でも無いそうで、苗の取り違いで日本に入ってきたという品種。
本来なら訂正されるべきだったのでしょうが、美味しいのでどんどん広まってしまい、結局国内版アルマという事で広まっているようです。

苗はまだ細く弱々しいですが、落葉までに根を張り、大きくなってほしいですね。
いちじくの個性は色々
熟す時期、実の大きさ、色、味…
それとはまた違って葉にも個性があるのがいちじくの良いところですね。
切れ込みの数、大きさ、深さ…
しかもそれが幼苗と成木で違ったりとついつい間違い探しをしてしまうというか。
例えばこれはレディグレイの葉。
蓬莱柿に似たタイプの葉っぱですね。他にも二股切れ込んだ幅の広い葉も出る。二股の隙間は親指ほどの谷になっており、スペード型を維持しつつ割れた感じに。二股の葉の中央は膨らんでくびれが伸びない。縁がそれ程ギザギザしない。
そしてこれはビオレソリエスの葉。

ちなみにロングドゥートは手のひらの様な四股で縁がギザギザですね。桑の木みたい。
ある程度の見分けこそついても、品種の特定になるほどの決定的な違いがなく、樹齢や位置でも違うので葉の形は一つの推定材料でしかないんですけどね。
盆栽味があっていいですね。こういうのが気になるのはオタク趣味チックですがまぁ今更ですかね。
とりあえず目的の品種を揃えたので、あとはベランダガーデニングで枯らさないように育てるとしますかね。
都会の人はどうやって体験するの?
田舎にいると収穫体験ってのは当たり前で、なんなら米から野菜から山菜まで当たり前のように収穫して食べるというのが普通なんですけど、都会にいるとダメですね。収穫を体験するのさえお金が必要だったり、特別な機会でもないと目にすることさえない。
食べ物を作る為の手間隙や、とって捌いて精肉する過程、こんな当たり前な事さえ日常過ごすだけでは感じられない。そりゃ切り身の魚や骨のない魚が泳いでいるって信じる子も出てくるし、米粒残して親に殴られる意味もわからないよなぁ…と。
まぁ僕の趣味なんですけど、そんな体験も子供にさせてあげたいなぁと思うところ。釣りも猟も果樹栽培も、楽しんでもらいつつ社会が隠している部分まで知ってほしいなと思いますね。いつまで付いてきてくれるかわかりませんけど。



