こんな記事がありました。
最近、厄介者としての地位を確立させつつあるチヌ。
まぁその原因を作ったのも、判断したのも人間であって、ブラックバスみたいに人為的に拡がった特定外来生物とは違うのですが。
結局見た目や味の問題で、赤けりゃ珍重されてたでしょうし、身質ももう少し締まって水っぽくなけりゃ評価も違ったでしょうにとは思わんではない釣り師以外から見ると不憫な魚です。
そんな魚の活用を図る上でこんな研究がされているようです。
これによると

瀬戸内のチヌの一番旨味や塩味が無い時期を0とした時に別の月に捕れたものと比較するとこれくらい違いがあるよという事だそうです。
塩味が強いということは絞まっているという事の裏返しでしょうから、9月頃の個体は旨味もなく、身も水っぽく美味しくないが、12月頃の個体は身が締まり旨味も増すという事になりそうです。
時期的にはノリの成長期だったり、秋の乗っ込みシーズンこそチヌが美味しくなるタイミングと。
逆に春の乗っ込みシーズンは下の下と言っても過言ではない状態だと言うことですね。
まぁチヌを持ち帰る釣り師からすれば予想どおりと言うか、そうだよな。と言う結果ですね。
個人的には旨味や油分を足す調理が釣りやすい時期のチヌの最適解かなと思ってます。
個人的にはチヌのアクアパッツァなんかは匂い消しにもなるし、旨味や油分も加えることが出来るので一つの正解と思ってます。