ランフラットタイヤ
パンクしててもある程度走れるというサイドウォールの強いタイヤです。
脱ランフラットのススメ
という事で、僕は脱ランフラットタイヤを目指してまして、とりあえずツンツルテンだったフロントのポテンザS001二本をピレリのパワジーというタイヤに交換済みです。(リアは前オーナーが交換したばっかりと思われ、当分変えることにはならなさそう。)
もうね、今なんかあからさまに段差の衝撃がフロントとリアで違うわけ。
ドン…ダンッって感じに道路の段差なんかで衝撃が来ます。正直、公道においてスポーティーである必要性とは何ぞ?と言いたくなる。見た目はスポーティー、乗り心地はコンフォート。これこそ理想です。加えて命も大事だけれどもお金も大事。
となれば、リアもパワジーに…と行きたいところなんですが、実はちょっと問題がある。
パワジーには今履かせている純正サイズである255 40 R18というサイズがパワジーのラインナップに無いというね。
メーター誤差との戦い
知ってる人の方が少ないかもしれませんが、スピードメーターに表示される車速というのはタイヤの回転数から計算されています。
つまり、タイヤの円周が元より長くなれば、タイヤが一周するまでにかかる時間も長くなり、スピードメーターに表示される速度は実際の速度より遅くなりオドメーターの進みも遅くなります。逆に円周が短くなればスピードメーターに表示される速度は実際よりも速くなりオドメーターも早く数字が上がるようになります。
で、問題となるのはその誤差によってはスピード違反の元になるという事。極端な話、40km/hの時にメーターが25km/hだとメーターでは100km/hなのに実際は160km/hという事になる。それはいかんでしょという事で、車検では実際の速度とメーターの誤差との解離がチェックされるわけです。なので適当なサイズのタイヤを履かせると車検に通らなくなる可能性が出てくる。
特にタイヤの円周が長くなる方向=実際の速度がメーターより速くなる方向には特にマージンが厳しくなっています。具体的には平成19年以降の車両だとメーター速度が40km/hの時に30.9km/h~42.55km/hの範囲内にあることが必要です。当然、メーターの機械的な誤差を加味しての話。
これを前提とすると、
交換前 255 40 R18 外径661mm
交換後 245 40 R18 外径653mm
外径差-8mm
メーターが40km/hの時の実際速度39.5km/h
これだといけそうな気がする…そしてこのサイズならパワジーのラインナップがある。
8mm外径が小さい訳ですからリア側の地上高はその半分の4mm低くなり、タイヤは10mm幅が狭い訳ですから今より約5mm引っ張りタイヤになる。
まぁポテッとしたフォルムのタイヤなのでそれほど目立たないかもしれませんが。正直、普通に走る分にはリア255もサイズ要らないんですよね。なんならオーバースペック感さえある。FRなので駆動輪であるリアの接地面積は大事ですが2000cc程度の排気量で元々255が245になった程度なら気にする程の数字でもないかなと。
メリットですが、何より交換にかかる費用は半分以下になります。そして軽くなるのでちょっと交換が楽になり、乗り心地も良くなり、旋回性もちょっと上がる。個人的には良いことずくめ。デメリットとしては「ポテンザ履いてるぅぅ!」というイイモノ使ってる感が無くなることと、見る人が見れば「お!これは255が無いから245で妥協してやがる!貧乏人め!」となる可能性があるかも?笑
おまけ
そういえば今年も結局暖冬でしたね。
いつもより一足早く夏タイヤに履き替えました。17インチから18インチに戻って、純正Mスポーツのホイールです。
やっぱりこのホイールかっこいいなと思うと同時にスタッドレスはインチダウンしても結局巻き上げる埃の量は凄まじかったので冬期は洗車のモチベーションが低かったことを報告しておきます。