包丁を研ぐ | ぽんのあれこれ

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徒然なるままに日暮し、スマホに向かいて心に移り行くよしなしごとを書き連ねます。基本的には備忘録。


気になったらお好きにコメントしていただければと思います。

四月になりまして、所属が異動になり慣れない日々です。気疲れしますね。海でも見て毎日過ごしていたいです。



海は良いですよね。何もかも忘れて自然と向き合うだけ。

さて、僕は切れない刃物が凄くストレスで、家の包丁や魚釣りのナイフまで研ぐんですが、今回は久しく研いでなかった包丁を研ぎました。


左の砥石がメインで、右の小さいのが荒砥であり、面直し砥石です。小さい砥石で左の砥石を擦り、砥粉を出してから研ぎます。


時々蛍光灯でバリをみたりします。特にこの包丁は安来鋼の青紙スーパーという刃物鋼の包丁なので、むちゃくちゃ硬いです…


上は自分の安来鋼青紙スーパー三徳、下は嫁さんのステンレス三徳。

擦っても擦っても全然刃がつかない。その代わり一度刃が着けば永切れするので刃が長持ちします。鋼なので錆びるので酸化皮膜が剥げたら椿油でコーティングしてあげます。玉ねぎとかレモンとか使うとすぐ洗わないと硫化鉄になるので気を遣います。

もう一本の包丁はステンレス製。嫁さんが使ってます。鋼に比べるととても柔らかいんですが含まれる元素のせいで砥石の上で滑ります。擦っても擦ってもツルツル滑るので柔らかい癖に刃がつかないし、ついてもすぐつぶれます。

今回久しぶりに研ぎましたが、ステンレスの包丁はガタガタでした。

ガタガタだったので荒砥にかけてから仕上げましたがいつまで持つか…涙

研ぎ直した安来鋼の三徳でミニトマトを片手でスライスしました。ちっさすぎてまな板から動いてしまって失敗ですが、片手でここまでスライス出来るというね。


他にも柳葉や出刃や鎌形がありますがどれもピンピンに研いでます。早く使いたいですねー。まずはそんな包丁が要るような魚を釣りに行かなければ…!