12月5日(武者泊:ツリドマリ) | ぽんのあれこれ

ぽんのあれこれ

徒然なるままに日暮し、スマホに向かいて心に移り行くよしなしごとを書き連ねます。基本的には忘備録。


気になったらお好きにコメントしていただければと思います。

12月に入りそろそろ太平洋も冬の気配を醸し出してきて良い季節になったろうと行って来ました愛媛県。

週末に発生した爆弾低気圧のせいで波風ともに少し心配でしたが…

予報では北西がふくと言うことで風裏になる鼻面岬周辺だろうとは思ってましたがかなりの風。

お客も15人は居たでしょうか。ムロバエ周辺からポチポチと下ろしていき、船長と相談して水温変化の少い磯に上がることに。僕が乗った磯はツリドマリ。

聞いたことない磯でした。成る程少しワンドになっていて水深も浅目。ワンドになっているぶん他より海水の交換が緩やかで暖まりやすくなってます。この時期はまだ水温の上下が大きく急激な変化を魚は嫌います。底まで3.5ヒロってところでしょうか。

足元はテーブルになっていて、勝負どころはこのオーバーハングと見える根をどう交わすかって所でしょうかね。



(沈んでせりだした根)

とりあえず2.5号のハリスをセレクトして0号ウキに仁丹打って2.5ヒロからヒロから沈めていってみます。

ココンという響きとともに極翔の穂先を絞り混んで上がってきたのは足裏サイズのグレでした。

餌取りも少いしグレは動くで良い感じ

際から少し離れた沈み根に仕掛けをいれてみました。



もぞぞ…グーーーン❗


毎度武者泊に来ると1日に何発か正体不明のとんでもないやつが掛かります。それは例えるならトラックを引っ掛けたようなトルクとナイフのような切れ味の歯を持ってるヤツらです。

今回も溜めきる間もなく穂先が天を突く。
…くやしい!!

針を結び直していざ、再チャレンジ。

クンッ

小さい小さい前当たり。極翔の穂先が僅かにたわむ程度の微かな当たりにフッキング!

ゴーーー


さっきよりごつい!!笑
なんぞこの引きは!!例えるなら根掛かりが動いてるかのような重さ。

ぬおーーー!!

と、竿尻に手を添え渾身の溜めを作ります。頑張れ極翔ー!!

テクニウムから少しずつラインを送り初撃の突っ込みを交わしました。

すかさず反撃に移る!!



も、ラインブレイク。まじかよ…止めたのに…


悔しさのあまりハリスを3号に上げる。

も、暫し気ダルいまったりタイム。


43cmというドデカサイズのアカハタを捕獲し、ホクホクしながらもさっき逃がした「アイツ」を捕りたい。

ゆったりと潮が動き、餌が海中で踊ります。


これはまた喰うなってのが気づくもので…



沈めたウキが制止する程度にテンションをかけ、余分なラインを巻き取り、穂先に集中。

ク…ンッ

合わせてみます。

グーーーっ

今回は先手を取れた!!完璧なはず❗

初撃を交わす!

迎撃!巻く!巻く!

追撃!ラインを送る!送る!


初撃を交わして巻き上げたマージンがあるから余裕をもって送ります。

巻き巻き。テクニウムのエクストラハイギアの圧倒的巻き取り量!日々の部屋での練習という名(?)のイメトレのお陰でもう人間が優勢優勢。あとは極翔のパワーに任せて溜めるだけ。

見えた。




腕は二本しかないのでとりあえず浮かせてから撮ってみた。




あとは取り込んで勝負あり❗

40cmのヒブダイでした。


こいつだったのか…ニッパーの様な鋭いくちばし、でっぷりしたボディに力強い尾っぽ。沖縄ではアーガイといって市場に並ぶなんともトロピカーナなヤツですが美味らしい。

更にもう一匹ヒブダイを追加して、ブダイも追加。

なんでブダイは大きいくせにすんなりと上がるんだろうか…


その後はウツボとバリの凶暴&毒のコンビに遊んでもらい納竿としました。

ツリドマリ、名前のわりに楽しめた。

そして極翔の懐の広さにびっくり。飲まれてなければまだまだ溜めれるし、浮かせれる。

海にはまだタマンとかコロダイとかモンスターが巣食っているし、寒グレシーズンはこれからが本番。また、行かなければ。





竿:極翔1.5号530
リール:BB-XTechniumC3000DXG
ミチイト:サスペンド3号
ハリス:フロロ2.5号、3号
針:口元尾長7号