美容外科医 セオリークリニック筒井のブログ -16ページ目

【10年経過】今だけ良ければいい治療ではなく、10年後に選んでよかったと思えるクマ取り治療を!

こんにちは、美容外科医の筒井です。

今回は、当院スタッフが10年前に受けた目の下の「脱脂+脂肪注入」の経過をご紹介します。


実はこの症例、術前から10年後までの経過写真が全て揃っている非常に貴重なケースです。スタッフ自身が治療を選んでいるという事実が、私たちがこの施術にどれだけの信頼を寄せているかを物語っていると思います。

目の下のクマ・たるみ治療で、こんなお悩みありませんか?
 •「何がベストな治療法かわからない」
 •「数年後どうなるか不安」
 •「“治療直後は綺麗”だけど長くもたないのでは?」

この施術を始めて15年以上が経ち、実際に1万例以上の症例に携わってきました。長期経過をフォローしている中で、こういった不安を持つ方が非常に多いと感じています。

今回は、当院スタッフが実際に受けた症例の長期経過をご覧ください。術前から2年後、6年後、8年後、そして10年後の変化を時系列で見ていただくことで、“10年後も自然な仕上がり”という事実を、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

【貴重な症例写真】施術前〜10年後までのリアルな経過


施術前


目の下に脂肪のふくらみ(眼窩脂肪の突出)があり、その下に凹みがあることで「黒クマ」が見え、膨らみ部分に赤みが見える「赤クマ」も目立っています。それにより疲れた印象を与えていました。


2年後


脱脂でふくらみを取り除き、凹みに脂肪を注入することで、目の下がフラットになり、自然で若々しい印象に。初期の仕上がりとして非常に良好です。赤クマも消えているのが分かります。


6年後


顔全体に大きな印象の変化はありません。目の下のふくらみや凹みは再発していません。自然な状態を維持しています。


8年後


肌の質感は年齢とともに変わってきていますが、目元のバランスは安定しており、不自然な変化は見られません。頬の下垂によって、目の下のボリュームが少し減ってきた感じに見えます。

10年後

最近ダイエットで痩せたので、全体的に顔が細くなった印象になっています。それに伴い目の下のボリュームも減ってきています。しかしながら10年経過してもなお、「脱脂+脂肪注入」が自然に馴染み、目の下の若々しさを保っているのが分かります。

ぜひ注目していただきたいのは、どの時点でも不自然な膨らみや凹みが見られず、加齢とともに自然に変化しているという点です。

私はカウンセリングの時に目の下の手術の効果の持続期間は10年程度で、10年経つと加齢で頬が下垂し、目の下はボリューム不足になるので、10年くらいで2回目の治療を検討してくださいと伝えています。

では10年後、どのような治療を選択すればよいかというと、この症例では脂肪注入の追加のみで十分だと考えます。
眼窩脂肪の突出は再発していないので脱脂は必要ないという診断です。


他院との明確な違い 〜「10年の結果を見せられるか」〜

正直に申し上げて、目の下の手術は“やってすぐ”は綺麗に見えるものです

しかし、「10年後どうなっているか」をしっかり追えているクリニックは、ほとんどありません。
•当院では10年以上の経過データを持つ症例が多数あります。
•スタッフ自身が施術を受け、その経過を公開しています。
•初回治療だけでなく、2回目以降のメンテナンスにも対応できる技術と経験があります。

この違いが、“見た目だけの結果”ではなく、“安心できる医療”として選ばれている理由です。



脱脂+脂肪注入という選択肢の魅力

この手術のポイントは、
 •余分な脂肪(ふくらみ)を取り除き
 •くぼんだ部分には脂肪を移植してフラットに整える

というシンプルながらも非常に理にかなったアプローチです。

年齢とともに肌や骨格は変化していきますが、目の下のボリュームバランスが整っていれば、年齢を重ねても自然な印象が続くのです。



「やってよかった」と10年後も思える治療を

私たちは“今を綺麗に”するだけでなく、“未来まで見据えたデザイン”を大切にしています。
• 自然な仕上がり
• 長期的な効果
• 将来のメンテナンスのしやすさ

これら全てを大切にした上で、10年経っても患者様から「やってよかった」と言っていただける治療を提供していると自負しています。

“10年後も自然な仕上がり”を目指したい方は、お気軽にご相談ください。



セオリークリニック目の下専用ホームページはこちら↓
https://theory-kumatarumi.com

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https://theory-clinic.com/reserve/

ご相談はこちら↓
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Dr筒井のinstagramはこちら↓
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お電話でのご予約は 03-6228-6617 までお願いします。



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セオリークリニック 


Theoryクリニック   東京都中央区銀座3-7-2 オーク銀座6階
(セオリークリニック)  03-6228-6617



妻が4月に受けた治療を大公開!美容外科医の妻(49歳)はどんな治療を受けているのか!?


今回は、4月に妻が受けた複合的な美容施術をご紹介します。
妻には、以下のような希望がありました:
  • 額、眉間、マリオネットラインの表情ジワの改善
  • 肝斑を含む色素沈着の軽減
  • 年齢と共に薄くなってきた唇のボリューム回復
  • お顔全体のたるみ・ハリの改善

これらを総合的にアプローチするため、以下の施術を組み合わせたオーダーメイド治療を行いました:



実施した施術内容
  • ボトックス注射(額・眉間・マリオネットライン)
  • ピコトーニング(肝斑・色素沈着の軽減)
  • ハイフ(HIFU)+ボルニューマのコンビネーションによるリフトアップ・たるみ治療
  • 水光注射(有効成分を真皮層に均一に届ける注入治療)
  • 上口唇ヒアルロン酸注入

中でも妻が特に感動したのは、「上口唇へのヒアルロン酸注入」です。
加齢とともにボリュームが失われ、輪郭もぼやけてきた唇を自然に整えるようデザインし、麻酔を適切に行ったことで痛みも最小限に抑えることができました。
施術後は唇のふくらみだけでなく、人中も短く見えるようになり、若々しい印象を取り戻すことができたと感じております。




デザイン力・注入技術・麻酔の工夫が、ナチュラルで上品な仕上がりに直結する施術です。
これからも患者様一人ひとりに合わせた最適なご提案を心がけてまいります。

ご興味がある方はぜひお気軽にご相談ください。




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目の下のたるみ・クマ治療の「二大派閥」とは? 〜私が推す方法について解説します〜

こんにちは、美容外科医の筒井です。


今回は、私が専門としている「目の下のたるみ・クマ治療」についてお話しします。
実はこの分野、現在2つの大きな治療方針が存在し、それぞれに長所・短所があるため、医師によって考え方が異なることも多いのです。

私自身は「脱脂術+脂肪注入」の方法を中心に治療を行っており、その理由も含めて詳しくご紹介します。

■ 治療の基本原理は「凹凸のバランスを整える」

目の下のクマやたるみは、実は「膨らんでいる部分(眼窩脂肪)」と「凹んでいる部分(頬の脂肪が下がった部分)」が作り出す陰影によって目立ちます。

つまり治療の基本は、
• 膨らんでいるところを凹ませる
• 凹んでいるところを膨らませる

この2つを同時に行うことで、滑らかで若々しい目元に整えることです。


■ 治療法の2つの流派

① 脱脂術+脂肪注入(私が推している方法)
• 膨らみ(眼窩脂肪)を小さな切開から適量除去
• 同時に、太ももから採取した脂肪を凹みに注入
• 目の下全体の形をデザインしながらバランスを調整


この方法は、術中に大きな腫れが起きないため、注入量や形の調整が非常に正確に行えるのが最大のメリットです。

② 裏ハムラ法(対立する考え方)
• 眼窩脂肪をくぼみに移動して凹凸を整える
•  目の下の脂肪の移動のみで完結する
• 切開が大きく、腫れやすい
• 凹みが大きいタイプには、脂肪注入を追加する必要がある

ただし脂肪注入を組み合わせる場合、術中に腫れることで、脂肪注入の正確性が落ちる点が課題になります。

■ 両者の比較(図解)

以下に、治療法の違いを図でまとめてみました:


■ なぜ私は「脱脂+脂肪注入」を推しているのか?

見た目を整える上で最も重要なのは「自然な立体感と滑らかさ」です。
そのためには、術中の状態をコントロールしやすく、精密なデザインが可能な方法が求められます。

ここで大切なのは、「膨らみに対してどうアプローチするか」という視点です。

実は、手術によって膨らみ(眼窩脂肪)を“正確に”減らすことは非常に難しいのです。
手術は“引き算”の技術であり、どうしても大雑把になりやすいという側面があります。

一方、脂肪注入は“足し算”の技術で、0.01ml単位の細かい調整が可能です。
このことから私は、手術の設計は引き算ベースではなく、足し算ベースで組み立てるべきだと考えています。

つまり、
• 必要最小限の脱脂で腫れを抑え、
• 精密な脂肪注入で最終形を整える

というアプローチです。

ただし、ここで問題になるのが「誰でもできる方法ではない」という点です。
目の下の脂肪注入は、注入系の手技の中でも最も難易度が高いとされており、
この“足し算ベース”の治療を行える医師は、実は限られています。

だからこそ、技術とデザイン力の両立が求められるこの方法を、私は責任を持って行っています。

■ 最後に

それぞれの治療法には考え方があり、どちらが正しい・間違っているというよりは、「どんな目元を目指すのか」「どのようなタイプのクマ、たるみなのか」によって適切な方法が変わります。

あなたに合った方法を、じっくり相談しながら一緒に選んでいければと思います。