浜松スピード王は鈴木圭一郎選手の優勝でした。
圭一郎選手、おめでとうございます㊗️
直前試走では、中村が超抜の3.22を計上、オッズにかなり影響を与えました。
試走タイムは車の仕上がりを測る目安であり、いくら車が出ていても、展開にめぐまれなければ惨敗するのがオートレースであると分かっていても、やはり気になりますよね。
しかし、過去にも超抜試走を出した例はありますが、3.25よりも速い試走タイムを出しても、他の車が3.2秒台の試走タイムならば、そんな大きくは差がないと判断して間違いないようです。
遠い昔、川口の一般戦で山田徹が試走タイム3.25を計上し、他の車は3.3秒台だったにも拘らず、3着にも来なかったという結果を目の当たりにした経験もあります。
やはりスタートで好位置を取らなければ、グレードレースでは勝てません。
今日のレースを振り返ってみます。
スタートはやはり鈴木宏和の先行に圭一郎が2番手、キムタケは引き気味にならざるを得なくなり、大外から好発進の西原が3番手に付けました。
金子もまずまずの位置を取り、松尾、中村、松山は後方に置かれました。
こうなると、宏和を圭一郎がいつ交わすかが焦点になり、後ろで誰が二人への挑戦権を手にするかの競り合いを見守ることになります。
3番手西原では前に近づけず、その後ろの金子と、試走タイム超抜の中村、そして追い込みに定評のある松尾に視線が行きます。
前では圭一郎が余裕を持って宏和を交わし、ひとり旅の様相になりました。
宏和は今日は車があまり良くなかったですね。
普通ならそのまま圭一郎-宏和で決まる展開でしたが、宏和が遅れ始めます。
後ろでは、金子の追い足もイマイチ、中村も目立って前には進めません。
そんな中、やはり松尾が来ます。
試走タイムは松尾にしては良くはありませんでしたが、やはり追いは信頼出来ますね。
一時は最後方に下がりましたが、一台一台捌き上げ、3番手まで来たときはまだ宏和との差はありましたが、これは松尾なら宏和を捕まえるのではと、ファンは全員思ったほどの足色でした。
そして松尾は宏和を交わして2番手と、素晴らしい追い込みを見せましたが、圭一郎を脅かすまでは行きませんでしたね。
松尾がせめて4番手に出ていれば。
いつものことですが、松尾啓史にスタート力さえあれば、SGをいくつか取ってもおかしくないのに。
良さんは松尾啓史の追い込みは、全国でも3本の指にと評価しています。
どんなメンバー相手になっても、2着3着での買いやすさは抜群です。
中村友和も強くなりましたが、もう少し経験が必要ですね。
特にスタート。
今日のレースを例にすれば、良さんの中では8人中スタート力は8番手評価でした。
松尾が間違ってトップスタート行く可能性は1%あると思っていましたが、中村友和がトップスタート行く可能性はゼロだと思っていました。
まぁ、その程度の差なんですけど(笑)
グレードレースの優勝戦スタートは格で出ます。
中村にもこれから何度もグレードレース優勝戦に乗って、経験を積んでほしいものです。
実況では、中村を本命に推す予想もありましたが、どんな展開予想をすれば中村が勝つという予想になるのか、不思議で仕方がありません。
オートレースは試走タイムが大切な予想ツールではあります。
しかしそれよりも大切なのは展開予想です。
良さんの予想は、今回は抑えで的中でした。
本線だけに行った方、ゴメンなさい。
良さんも予想の的中率が上がるように、これからもオートレースと共に成長していきます。
これからもご一緒に楽しみましょう。
それでは、良さんでした。