山町筋ひなまつりに | 擬宝珠だより

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日々の想いを綴ります。

白秋のときを迎え、心の赴くままに。

 

 

今日は23度の春の陽気でした。一週抜けましたが、

先週から遂に花粉症が発症し、

薬のせいで疲れ気味の1週間でした予防

今日も目が痒くてたまりません。

胃薬も飲んでいるので、眠くなる率多し。。。春の憂いです。

 

 

先週から活けた玄関の花、直売所で見つけた野山の枝物(キブシに猫ヤナギ)に

ピンクのラナンキュラス

 

 

 

そんな中、本日はコロナ禍に突入してから3年目、

久しぶりに高岡市の山町筋のひなまつりに出掛けてみました。

 

昔は、着物など着こんでいきましたが、今はもう気力が起きませんので、洋服でニコニコ

 

 

まずはいつもの中村漆器さんから、お父さんの説明によるとあるお屋敷の方が、

蔵に眠らせてある大正時代の雛人形を飾ってはもらえないかとの電話があり、

それを飾ったとのこと。(こちらは毎年違ったお雛様が登場します。)

蔵の中から、出しても出しても次々と出てきた道具や、左端の屏風に布団に座布団たち

 

 

細かい道具も漆器屋さんの眼から見ても本物とかわらない精巧さだとか・・・

 

このお道具の続きに、注目すべき、こんなものまでありました。

真ん中に「桃太郎」、左には「雀のおやど」の昔話の人形台があるのがわかりますか?

昔は幼子は成長するまで大変だったのでしょう、祈る気持ちで

飾られた感がありまして、何という親心でしょうか。

 

大正・昭和初期の御殿飾りは豪華ですね。市松人形もずらりと飾られていました。

私も幼い時、ひとつ買ってもらった記憶があります。人形遊びに使ってました。

 

次は明治時代の建物「太田家」  家主の方の説明が聞けました。

今年はつい2日ほど前に取り付けてもらったという折井ブルーの銅板カバーのついたライトが

 古い室内にマッチしてとても素敵でした。右の茶系には所々緑青のような緑がちりばめられていて

綺麗でした。お琴のコンサートもあるようでしたが、まだ間があり、お暇しました。

 

 

可愛い土人形も並んでいます。後ろの古い壁の色が人形たちを引き立てます。

 

 

蔵の戸前の扉を入れたそうで、ガラスは雪の結晶模様でした。

これは今では手に入らないそうです。暖簾は家紋でしょうか。

 

 

角の和菓子店、大野屋さんも街の風景に合うように化粧直ししてあります。

 

江戸時代の享保人形だそうです。

衣装が素晴らしい、お顔も優雅なうりざね顔で、京並び

 

玄関先に蕗の薹がにょきにょき、春の野草も様になり、いい感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

山町ヴァレーでは、お茶会やコンサートが賑やかに行われ、キッチンカーやお弁当も売られてました。

 

その昔はたいそう繁盛したと見える呉服店、この通りには何軒もあります。

 

中では80代ほどのおばあさんが、知り合いが来ると手作りの

ちらしずしを振舞っておいででした。

賑やかで楽しそうでした。中の雛壇はお金持ちしか揃えられない

作家物の京雛が飾ってありました。

下はウインドーを写してみました。

 

まだ訪問できるお宅は沢山ありましたが、長い事訪ねてなかった

和裁学院の先生の所へ顔を出し、お茶をご馳走になり、

小さなマルシェでお土産を買って帰りました。

 

ブラジルの惣菜パン、美味しゅうございました。

 

さあ春めいてきましたが、花粉症には少々辛い季節、

桜が咲くまでもう少し、年度末の仕事もまとめ時、頑張るとしましょう。

 

ひと足早く、若い友人から、こんなかわゆいホワイトデーの贈り物をもらいました。

このリスのパッケージは私のイメージに合わせたそうあんぐり

フォションの紅茶

娘とお茶会しました。胡桃クッキー美味しかったニコニコ

 

桜が咲いたら、外でピクニックがしたいですね桜

ではまたコロナ・インフルエンザに気を付けて
(マスクは付けといたほうが安心ですよね。)

また来週チョコハートのプレゼントうさぎクッキー