緑茶は、冷やすお茶、暖めるお茶? | ゆしんのブログ

ゆしんのブログ

経穴の刺激により
内臓からげんきになる
マッサージをしています。

東洋医学ならではの視点から
日々の健康などについて
コメントしていこうと思います。
よろしくお願いいたします。

食事のときなど、よく緑茶を飲む人は多いのではないでしょうか?

緑茶は体にいいってよく言われてますからね。

でも、食べ物全般にいえるんですが、万人にとって必ずいいものってのは、難しいです。

やはり、多少、食べ物の知識を持って自分にあったものを選ぶといいですね。

お茶は大きく分けて三つ。

青茶、黒茶、赤茶に分けられます。

青茶は乾燥して作られたもので、生の葉に近いものです。
ほてった体を冷やすお茶になります。

赤茶は、蒸したりと熱を加えて作ったもので、体を温めるものになります。

黒茶は、ウーロン茶になりますが、これはウーロン茶の種類によって赤茶に近いものも、青茶に近いものも両方あります。
ウーロン茶の産地、製法にこだわる必要があるのでちょっと玄人向けですね。

さて、タイトルの緑茶は乾燥して作るので、体を冷やすお茶になります。
ジャスミン茶なども冷やす系統になります。

体を温めるのは、紅茶や、プーアル茶になります。

また、中医学で苦味は冷やすのと、また、おろす(下剤)として使われます。
ですから、苦くてかつ青茶である緑茶は温めて飲んでも体を冷やします。

そして苦いといったらコーヒーになりますが、製法は熱を加えていってあるのですが、
焦がしていること、苦いと言う意味で冷やした上におなかも下すと言う効能になります。
実際、コーヒー浣腸とかあるくらいです。
飲んだり、直接腸に入れて下剤にすることもあります。

西洋医学でもコーヒーは妊婦さんには、禁忌だとは思いますが、中医学でも苦いと言う味がおろす。堕胎しやすくなるという意味もあるので禁忌です。
ちなみに、コーヒーの変わりにカフェインの入っていない、たんぽぽコーヒーと言うのが妊婦さん用と見かけることがありますが、カフェイン以前に苦いと言う味が、おろすほうに働くので、NGです。タンポポはひたすら苦いという性味を生かした立派な漢方薬(生薬)ですからね。

寒くなってきたので、暖まる赤茶を飲むといいですね。