アメリカとオランダでの経験から学ぶ | 岡見勇信 オフィシャルブログ powered by Ameba

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昨日はGENスポーツジムアカデミーでハードスパーを行いました👊

16オンスのボクシンググローブを着けてMMAのスパーリングを行うことを、自分の中でハードスパーと定義しています❗️

なぜMMAの実戦で使用するオープンフィンガーグローブでやらないのかというと、このオープンフィンガーで手加減せずにスパーリングを行うと、怪我のリスクが格段に上がるからです。

オープンフィンガーグローブは指が出ているので、指が相手の目に入ってしまうサミングが起きてしまうこともありますし、何よりもその特徴としてグローブの厚みが薄いので、殴られると衝撃も大きいです😅
この衝撃が目に当たると眼窩底骨折などの怪我にもつながります。

自分も昔は何も考えずにオープンフィンガーグローブを着け、実戦さながらにスパーをしたこともありましたが、今思うと怪我のリスクと紙一重でした⚠️

怪我のリスクをできるだけ抑え、なおかつハードなスパーリングを実現する、そのギリギリのラインがボクシンググローブでのMMAスパーリングでした👊

ボクシンググローブだと遠慮せずに実戦を想定して殴ることができますし、練習仲間も同じく躊躇せず殴ってきます笑

そしてこのハードスパーの際には、安全のため、必ずヘッドギアを着けています⛑

アメリカのMMAジムにも数多く練習に行きましたが、スパーリングはそのほとんどが、オープンフィンガーではなくボクシンググローブとヘッドギアを着用してのものでした。
オープンフィンガーグローブを着けて練習するのは、打撃を行わない寝技やレスリングなどのシチュエーション練習が中心でした。
切り傷を防ぐために額や瞼にワセリンを塗るのは一般的に行われることですが、オレゴン州のチームクエストで練習していた時は、スパーリングの際、自分のグローブとヘッドギアにもワセリンを塗っていて、とても驚きました。
ワセリンを塗るとその部分は滑るので、ダメージを軽減させる方法なんでしょうね❗️
選手への安全性を大切にするスポーツ先進国の考えだと感じました🇺🇸

オランダに遠征し、マイクスジムに泊まり込みで練習に行った時は、周りは皆ヘッドギアを着けずにスパーリングをしていて、まともにパンチを受けてしまっているようで、意識朦朧とその場に転がっている人を何人も目の当たりにしました😱笑

ハードな練習は大事ですが、怪我をして試合を欠場してしまうのは本末転倒なので、安全を考慮しつつ怪我をしないギリギリのラインを狙ってトレーニングしています。

そして試合ではボクシンググローブではなくオープンフィンガーグローブなので、そのことを意識しながら練習することを肝に命じています。
ボクシンググローブだと殴られてもいいという油断で距離が近くなったりすることもあるので、練習のための練習にならないよう、気をつけています⚡️

昨日のスパーリングはそれらを意識しながらの良い形で行えました。
終わった瞬間、ホッとしました😊

その後はヒデズキックにて練習❗️


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三好先生にMMAテクニックを叩き込んでいただきました😆
感謝を忘れず、今日もまた頑張ります💪