ここのところ急に暑くもなく寒くもない、山登りには
絶好の秋日和になりました。
穏やかな天気に誘われるように広島県豊田郡にある
離島の大崎上島の最高峰「神峰山(かんのみねやま)」
と「南城山(みなみしろやま)」に登ってきました。
神峰山頂上からは瀬戸内海で一番多くの島が一望
できるとの評判で、その島の数115になるそうです。
この秋日和に最高の多島美をゆっくりと見てみたいと
思い立った。
今回はパソコンで検索した「神峰山ハイキング記」の
ルートに沿って登りました。
結構詳しく書いてありました。
離島なので東広島市安芸津港から大崎上島大西港を
フェリーで往復です。
船で渡っての離島の山登りは宮島、似島に次いで
3回目だと思います。
勝手が分からない離島ということもあり、早く家を出て
安芸津港の市営駐車場に車を停め(1日400円でした)
7時30分出港のフェリーで行きます。
6時40分が朝一番のフェリー便です。
案内所の人に聞いたら造船所の従業員とか学校の先生
生徒さんが朝便は利用するのだそうです。
生活には欠かせない足となっています。
安芸津港周辺の風景。
工場とクレーンが見えます。
フェリーが着岸。
7時30分便にも多くの車と乗客が乗り込みます。
出航すると安芸津港西側に多くのクレーンが立っている
新来島広島ドックの造船所が見える。
朝早くフェリーに乗り離島にいくのは非日常的でもあり
清々しくて気持ちがいいものです。
大崎上島の大西港に入港。
大崎上島は造船業が盛んですが、右に見えるクレーンは
船の解体工場で新造船は建造していないと聞きました。
大西港に接岸。
安芸津港から35分の船旅でした。
港からは「神峰山ハイキング記」に添付されていた地図
を頼りに港から左(東方向)へ海に沿った県道357号線
を行く。
まもなくT字路になり左が長島大橋・大崎火力発電所、
右が大崎支所・大崎海星高校・神峰山との案内板があり
ここは右折。
県道65号線に入り、神峰山の案内板があるので
右折します。
ここから先は「西光寺」を目指して歩く。
道路沿いには柑橘類の畑。
大きな緑の実が生っていますが、名前が分かりません。
西光寺の鐘楼門を左に見て進みアスファルトの
林道に入る。
アスファルトの林道。
神峰山までの登山道は殆どがアスファルト舗装して
あります。
(南城山登山)
地図に「南城山」とあったので登って見ることにした。
登山口は林道沿いにあったのですが、ひと目ではまず
分かりません。
林の奥を覗き、ピンクリボンが見えたので登山道が
分かりました。
登山道として整備されていないような急登を行く。
数少ないピンクリボンが頼り。
大崎上島には熊はいないようなのでチョット安心。
標高144mの南城山山頂に到着。
展望は全くなく、三角点はありました。
山頂は平坦になっており室町時代に山城があったらしい。
この山はしんどいだけで敢えて登らなくてよいかと
思います。
遠く神峰山が見えてきた。
テレビ塔のある山の右手が神峰山。
大崎上島は柑橘類の産地でいたるところに畑がある。
柿も登山道にはみ出る程にたわわに実っていた。
柿は当たり年のようです。
大西港側の景色で、正面は本土になります。
今日は天気が良く景色が綺麗に見える。
ポツンと十軒家のような集落。
突然「はさみ岩跡」という岩があります。
これには伝説があります。
=昔、山頂にある薬師堂に願掛けに来た親子を盗人
が襲い身ぐるみ剥いで逃げた。
山がぶるんぶるんと震えだし大きな岩が盗人を
きっちり挟んだ=
というもの。
峠の山小屋まで来ました。
左が山頂方向です、右側に麓からの自動車道があり
山頂には駐車場もあり車で来れます。
(山小屋・トイレ)
アスファルトの林道と自動車道の合流地点にある。
右が山小屋で左がトイレ。
トイレは清掃が行き届いており綺麗でした。
(山小屋の中)
山小屋に各所の伝説・由来を書いた「神峰山MAP」が
掲示してあります。
さっきの「はさみ岩伝説」もここに書いてありました。
留守でしたが、ここで事務作業や工作をするのでしょうか。
現在地から山小屋右にある遊歩道(地図の赤いルート)
を通って山頂を目指します。
山小屋横の遊歩道を行きます。
山頂まで850m。
遊歩道は階段道で所々に休憩できるようにベンチが
設けられています。
850mの遊歩道は結構長く感じられ、疲れました。
(多島美を堪能)
遊歩道から多島美のスタート。
この景色は大西港から島の反対側になります。
大崎上島の南側近くの海に愛媛県との県境が
あり、正面は四国になる。
とびしま海道の島々。
とびしま海道の島々。
神峰山山頂にある薬師堂。
薬師堂前に三角点。
薬師堂には多くの人が病気の回復を願って願掛けに
来ていたそうです。(by山小屋MAP)
薬師堂の鐘つき堂。
大西港から南城山を登り3時間半ほどで薬師堂のある
標高452mの神峰山山頂に到着。
薬師堂の前にある木製テーブルで昼食とします。
この位置では多島美は見えません。
昼食後に多島美を楽しみに薬師堂そばの展望台に
行きます。
展望台からの眺め。
大西港側の景色、正面は本土になります。
左側の白い煙突が中国電力大崎石炭火力発電所。
長島大橋で繋がった長島という島にある発電所です。
大西港周辺
とびしま海道の島々
大崎下島
これまでにも山登りで瀬戸内海の島々は何度も
見てきました。
見慣れた眺めではありますが、気候もいいし
朝早くにフェリーに乗り離島から眺めてみるのも
いいものです。
遠くは四国です。
瀬戸しまなみ海道の大橋
少し下山すると「石鎚神社」に出る。
石鎚神社のしめ縄は、大崎上島の有志により年に一度
かけ替えられ元旦には初日の出を見に多くの人が
訪れる。(by山小屋MAP)
石鎚神社近くの展望台
中央の入り江に大崎上島木江(きのえ)地区が見える。
木江地区は汐待ちの港として明治、大正頃に発達して
造船業や花街も栄えた。
町には今でも古い木造建築が残っているようです。
大西港から島の反対側の木江地区に下山する。
低木が生えている山肌にある「いろは坂」のような
くねくね道の急坂を下山する。
眼下に島々を見ながらの下山となります。
この下山道から登ることもできますが、距離は少ないと
思いますが山頂まで急登が続きます。
登って来た大西港からの方がアスファルトの林道
でもあり楽かもしれない。
下山途中、振り返って見た神峰山
眼下の佐々木造船所で中型船を建造中です。
大崎上島木江地区。
ここにも造船所があります。
下山地点の「金剛寺」に到着。
更に下ると奇妙な塔と渡り廊下がある「かもめ館」
がある。
中に入ってみた。
中に居た人に「かもめ館」は何に使うのですかと聞いた。
そうすると「神峰山の登山口」になっているという。
確かにカーテンの上に神峰山登山口と書いてある。
カーテンに入り塔の階段を登り、外にある渡り廊下で
金剛寺に出て登るという。(前の写真参照)
時に2階でイベントをすることもあるという。
ここに登山口があるのがよく理解できません。
かもめ館の人に木江の「古い町並み」への行き方
を尋ねた。
海沿いの道から一本入った道を行くと町並みにいける、
雰囲気は残っているかもしれないとのこと。
古い家は空き家になっていて崩れて危ない所もあるという。
しっかり保存されてはいないようなのですが行ってみます。
ここが古い町並みでしょうか。
古そうな家がありました。
木江にある「松浦造船所」
役場の木江支所前から見た厳島神社。
ここで今回の多島美堪能の山登りは終了です。
木江支所の前にバス停があり、右回りと左回りの路線
があり各々島を半周するようです。
料金は共に100円です。
便数は少ない。
大西港方面のバスは1時間30分以上待たなければ
なりません。
どこか時間を潰す所はないかと周辺を歩いてみたが
喫茶店とか食堂やコンビニは見当たりません。
役場の中にトイレとソファーに座ってテレビが見られ
る場所はありました。
まあ天気もいいしバス停のベンチで待つことに
しました。
島を観光するのであればフェリーで車と共に来ることを
勧めます。
やっとバスが来ました。
乗客は地元のおばさん達3人です。
絶景日帰り温泉も人気のホテル清風館を経由して
島の南を回って大西港に行く。
早々と乗客は私一人となり運転手と会話。
(みかんを買いたいのですが売っている場所ありますか)
道の途中で無人販売所に停車してくれたのですが
みかんは売っておらず、品数も少ない。
平日(木曜日)なので客も少ないせいかも知れません。
結局みかんは購入できずに大西港16時45分出港の
フェリーで帰りました。
























































