長野県安曇野市にある北アルプス燕岳(つばくろだけ

 

に登ってきました。

 

今回の登山ツアー参加者は16名(男性5名、女性11名)と

 

女性旅行社ガイドと途中合流の男性現地ガイドさんの

 

計18名。

 

 

名古屋駅から中央西線「しなの9号」に乗り塩尻駅で下車。

 

塩尻駅構内に小さなそば店があった。

 

チョット話題の店らしい。

 

ここから貸切りバスに乗り登山安全祈願の意味もあり

 

まずは「穂高神社」にお参りに行きます。

 

 

 

【穂高神社】

 

鳥居をくぐり参拝。

 

由来は古く、地名にもなっている安曇野族の祖神である

 

「穂高見命」という海神が穂高岳に天下り信濃の発展

 

に寄与した、その祖神を御祭神として奉納したのが始まり。

 

 

 

拝殿前には行列ができています。

 

正面の拝殿の奥に本殿と御神木があるようです。

 

 

 

鯉の置物が目当てで恋鯉おみくじを購入。

 

家に置いて飾っておきます。

 

 

 

境内の大きな「欅の木」

 

井上靖、川端康成、東山魁夷とゆかりのある木とのこと。

 

 

 

 

穂高神社を参拝して、今日の宿泊地「中房温泉」

 

マイクロバスに乗り換えて向かいます。

 

小さなバスに乗り換えたのは、離合ができないほどの

 

山道の狭い道を1時間かけて登っていくのです。

 

登山・温泉客があり、一般車の交通規制はしておらず

 

この山道を運転するのは私も躊躇します。

 

 

 

【中房温泉】

 

狭い山道を走り標高1462mの「中房温泉旅館(招仙閣)」

 

に到着。

 

受付を済ませます。

 

 

 

旅館の玄関先から中を覗いて見る。

 

綺麗な造りになっています

 

 

 

玄関横に赤ポストがあり、平日は集配しているようです。

 

 

 

 

ところで私達が泊まるのは隣接しているロッジの方です。

 

赤いトタン屋根のロッジ。

 

 

 

 

ロッジに入館です。

 

2階の広い畳の部屋に男性5名が雑魚寝です。

 

女性陣は2部屋に分かれたようです。

 

温泉は自由に使えます。

 

源泉の数は29箇所あり、湯舟ごとに源泉が異なっている。

 

外風呂、内風呂と沢山あり、風呂マップを貰ったのですが

 

場所が良く分からず旅館の内風呂を利用。

 

・・・この時間帯は未だ雨は降ってきていません・・・

 

 

 

夕食はロッジの食堂で美味しく頂きました。

 

 

 

夕食メニューです。

 

温泉旅館の品数とお味でした。

 

 

 

 

明日は7時に朝食、7時30分ロッジスタートの予定で

 

就寝。

 

夜中から雨が降ってきました。

 

雨がトタン屋根を打ちつける音と近くの渓流の音が

 

一緒になって一晩中音がしていました。

 

出発前から前線の動きが気にはなっていたのですが、

 

ついに降ってきました。

 

 

 

【燕岳登山】

 

翌朝スタート時間の7時40分頃です、雨が結構降り

 

続いています。

 

レインウエアで出発。

 

 

 

 

皆、燕岳山頂に登頂する意欲は衰えず、行軍です。

 

きっと午後には雨は止み、山頂からの絶景が待っている

 

との気持ちで一杯でした。

 

 

 

 

(第一ベンチ

 

結構な急登を1時間程(標高差≒200m)登り休憩。

 

休憩用ベンチが設置してあるのです。

 

 

 

 

 

 

雨の中黙々と登る。

 

登山道は狭いので、登り・下りが行き交う時は

 

互いに譲りあいながら登ることになります。

 

 

 

 

(第二ベンチ)

 

第一ベンチから1時間チョット、第二ベンチで休憩。

 

男性現地ガイドさんが都度大きな袋から飴や菓子類を

 

配ってくれます。

 

 

 

 

(第三ベンチ)

 

休憩。

 

 

燕岳への登山道は狭く、浸食されて窪んだところが多い。

 

木の根っこなどはありますが危険な場所は無く、一本道

 

なので道に迷うことはなさそうです。

 

現地ガイドさんが時々熊の通った跡だと話してくれます。

 

確かにヤブがトンネルのようになったり踏み倒されたり

 

しています。

 

熊はいるのです。

 

 

 

急登を登り続ける。

 

雨は降り続いています。

 

 

 

 

(富士見ベンチ)

 

ここまでスタートから4時間弱歩いています。

 

 

 

 

雨が登山道に牙をむいてきました。

 

登山道が場所によっては滝のようになったり、沢の

 

ようになったりで靴の中や服も濡れています。

 

 

 

 

大雨の状況をもっと紹介しようと思ったのですが

 

カメラも濡れてしまうので控えました。

 

 

 

 

(合戦小屋)

 

12時過ぎに標高2350mの合戦小屋に到着。

 

ここで簡単な食事や飲み物を売っています。

 

私達は中房温泉ロッジで受け取った弁当をここで

 

食べます。

 

弁当の中身は葉で包んだちまき、カロリーメイト

 

(ブロックタイプとゼリータイプ)の組み合わせでした。

 

 

 

 

メンバーの話でここでスイカが食べれるという。

 

今は時期外れなのか置いていないようでした。

 

スイカも含めて色々な物資を、合戦小屋まで下から

 

運び上げるケーブル運搬の設備がありました。

 

 

 

 

単純に「合戦小屋」というネーミングはなぜという疑問。

 

説明板がありました。

 

大昔に鬼がいて乱暴を働いていたが、坂上田村麻呂が

 

大合戦の末に討ち果たしたそうな。

 

(本当はもっと詳しく書いてあった)

 

 

 

 

合戦小屋に到着した頃から雨は止んできて遠くの景色

 

も見えてきた。

 

心なしか気持ちも晴れやかになります。

 

 

 

 

 

【燕山荘】

 

標高2712mにある燕山荘(えんざんそう)に14時過ぎに

 

到着。

 

登山口からずっと急登だった気がします。

 

北アルプスの三大急登に数えられるだけのことは

 

あります。

 

 

 

山荘に来たものの霧で何も見えません。

 

本来なら燕山荘から槍ヶ岳などが見渡せるのです。

 

 

 

 

燕山荘に着いたのも束の間、明日は夜明け前の

 

5時に下山スタートの為、荷物を玄関先に置いて

 

往復1時間の燕岳山頂に行くことになった。

 

登頂への誘惑には勝てず、全員行きます。

 

 

 

【燕岳山頂登山】

 

燕山荘の近くまでは植物が生えているのですが、

 

山頂への道には雷鳥がいそうなハイマツは部分的に

 

あるのですが植物は風が強くて生えないそうです。

 

巨石と花崗岩の風化した砂利の稜線を歩いて行きます。

 

これはこれで見所です。

 

 

(イルカ岩)

 

これはネーミングどおり躍動感のあるイルカに見える。

 

 

 

 

他に穴が二つ空いた「メガネ岩」というのもあった。

 

 

巨岩・奇岩の間を山頂に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

雷鳥がいそうなハイマツの群生地

 

 

 

燕岳山頂の岩が見えてきました。

 

霧がありますが北アルプスらしい雰囲気に

 

なってきました。

 

 

 

 

 

歩いてきた稜線を振り返って見たところ。

 

一瞬霧が晴れて稜線に燕山荘の赤い屋根が見えました。

 

 

 

 

巨岩の間にある標高2763mの燕岳山頂に到着。

 

参加者全員がトラブルなく、中房温泉から

 

標高差1301mを登り切りましたチョキ

 

 

 

 

【燕山荘に一泊】

 

燕山荘は人気の山小屋で建て増して、収容人数も多く

 

食堂も一度に100人は優に食事ができるほどでした。

 

水道の蛇口があり、ひねると水が出て飲めます。

 

これは意外でした。

 

トイレも洋式と和式があり水洗でした。

 

風呂・シャワーはさすがにありません。

 

 

多くの二段ベッド

 

 

 

夕食はハンバーグ。

 

完歩した後でもあり味は格別でした。

 

 

 

 

衣服などの乾燥室が設けてあり、今日のような雨の日

 

には有難い。

 

 

 

 

【燕岳下山】

 

翌朝5時に燕山荘を予定通り下山スタート。

 

雨は止んでいますが、日の出前で霧もありやっぱり

 

景色は見えません。

 

 

(日の出)

 

下山中の5時半ごろに太陽が昇り始めました。

 

日の出と雲海の写真は沢山撮りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下山する際、登って来る人の中には昨日の雨の日

 

はキャンセルして今日、日帰りで山頂往復することに

 

変更したと話す人もいた。

 

3連休最後の日でもあり日帰り登山の人もいるようですが

 

体力・時間的にも厳しいのではと思ってしまいます。

 

 

 

 

合戦小屋まで下りてきました。

 

燕山荘で受け取った朝食弁当を左のテントのテーブル席

 

で食べます。

 

 

朝食中(のり弁当風)

 

 

 

 

中房温泉経由マイクロバスで狭い山道を通り下山。

 

中房渓谷から引いた天然温泉施設「しゃくなげの湯」

 

風呂に入りゆっくりと山登りの汗を流しました。

 

ここで各自で昼食をとります。

 

しゃくなげの湯館内にも食堂はあるのですが、隣接する

 

「道の駅」近くの信州そば屋に男性3名で行き、

 

他の二人は日本酒、私はビールで完歩の乾杯。

 

基本下戸なのですが、この時のビールは美味しかった。

 

信州そばも美味しかった。

 

 

 

塩尻駅に行く高速道路から見た山々。

 

大きくて高い山に囲まれています。

 

 

 

 

 

今回の登山は雨に降られ、山頂からの絶景を見ることが

 

出来なくて残念な思いもあります。

 

一日ほど日程がずれていたらと考えますが、無事に

 

登頂して下山できたし、これも良い想い出になります。

 

名古屋経由で広島駅に22時到着、帰宅。

 

 

 

燕山荘の売店で山荘から見える景色に近いと

 

勧められた絵葉書を一枚買っておきました。