暑くて、蒸し蒸しして、何をするにもなかなかギアが入らない。そんな日が続くと、負のスパイラルに入って、いっそうだらけてしまう。そんな時に出会った言葉が、これです。
「タイガー・ジェット・シン方式」
「タイガー・ジェット・シン」は、私が子どものころ、悪役レスラーとして名を馳せ、サーベルを手に暴れ、「インドの狂える虎」と異名をもつレスラーでした。
彼の何を見習うのか。
ここです。
タイガー・ジェット・シンは試合のリングに入るやいなや、花束贈呈のセレモニーを待たず、いきなり相手につかみかかり戦闘を開始、一瞬にして会場の熱気を最高潮へと持っていきます。
この「瞬間トップスピード」が、行動力強化のために必要なのです。
(茂木健一郎、『結果を出せる人になる! 「すぐやる脳」のつくり方』より)
そのシーンは脳裏に刻まれています。
それをイメージしながら、私は、昨日、今日と、職場に着くやいなや、瞬間トップスピードで仕事に取りかかりました。
効果てきめん。
始まりよければすべてよし。
一日を溌剌と過ごすことができました。
さて、このやる気をいつまで持続できるでしょうか。
とりあえず明日も、(オレはタイガー・ジェット・シンだ。花束なんていらねえよ。)と暗示をかけて戦闘開始です。