本を読んで、登場人物の言葉や行動に共感するように、ブログを読んで、書き手の方を近く感じることがあります。
先日のあかり文庫さんのブログから。
※以下、青太字部分は、あかり文庫さんからの引用です。
共感その1
思わぬ副産物だったのは、知人との会話で、最近読んだ本やおすすめを聞かれたときに、スムーズに言葉が出てくるようになったことだ。
→私も、人の話を聞いて瞬時にコメントをしたり、与えられた題で文章を書いたりしなければならないことがあるのですが、ブログのおかげでしょうか。以前より負担感なく言葉を組み立てられるようになった気がします。
共感その2
ノートに気になった文章を書き写す(「写経」と呼んでいる)。
これをしていると作者が自分に乗り移った気分になってくる。
→なんとノートの種類まで同じ。私が「写経」(※妻は「メルヘン・ノート」と揶揄する)しているノートも、あかり文庫さんと同じメーカーの同じ色です。
そして、ひたすら「写経」している。
これは、次回のブログに掲載予定の『ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー』(ブレイディ・みかこ)の「写経」です。
共感その3
なんか、ここまで書いてきて、どうしてこんなに七面倒くさくて時間のかかることを続けられるんだろう・・・と疑問が湧いてきた。
読んだだけでその本のことを理解できて、感想もスルスル出てきたなら、読書量は今の3倍くらいに増えるはずだ。
→そうなんです。この手間な作業をしなければ、もっといろんな本を読めることでしょう。
でも、このメルヘン・ノートがあることで、自分のお気に入りの言葉を何度も読み返すことができるのです。手軽に1冊の本を何度も味わえる幸福感があります。
おまけ
「活字変態の集まり」のようなものがあったら是非参加してみたい。
→他の活字変態さんは、どんな日常を送っているのでしょう。
ぜひその変態ぶりを覗いてみたいものです。